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飛んで、飛んで~♪

昨日(こちら→「国民性の違い … なんだろうな。やっぱり」)の今日ですけれど…

○ネジ30個を付け忘れてフライト、中国で修理のエールフランス機―中国
 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56458&type=

 “2011年11月27日付けの香港・フェニックステレビの報道によると、仏エールフラ
  ンス機エアバスA340が部品のネジ30個をつけないまま飛行した
ことが分かった。”
 
 “同機体を修理したアモイ太古飛行機工程有限公司は、他にも多くの国際大手の旅
  客機の修理を請け負っている
。”

あぁ、再び眩暈が…。 本当に大惨事が起こらないと良いんですけれどね…っと、気を取り直して本日の話題に。

 ロイターが「イタリアがIMFと支援のための予備協議か」との記事を載せました。

○イタリア、IMFと支援のための予備協議か
 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE7AS08C20111129?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

 “複数の関係筋によると、イタリアは国際通貨基金(IMF)と金融支援に関する
  予備協議を行っている。IMFと欧州の中央銀行が共同で支援を行う可能性もあ
  るが、最終決定には至っていないという。事情に詳しい複数の関係筋が明らかに
  した。”

 “同筋は「現在、4000億ユーロ規模の不測の事態を想定した計画を中心に協議
  が進められている。イタリアは支援を要請していないが、その方向に向かいつつ
  ある」と述べた。”

4000億ユーロ・・・だいたい42兆円程度ですかね…それに“関係筋”か…ちょっとはマシになったかな(-。-)y-゜゜゜

ってのは、あまりにもアホらしくてスルーしたのが数日前の以下の記事。

○IMFは伊に6000億ユーロ支援準備、債務危機悪化に備え-スタンパ紙
 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVC6KX6JIJUO01.html

 “国際通貨基金(IMF)はイタリアの債務危機が悪化した場合に備えて、6000億
  ユーロ(約62兆円)の支援を準備
している、と同国紙スタンパが伝えた。情報源
  には言及していない。


と、こちらでは“62兆円”&“情報源には言及していない”という記載。情報源に言及していないことからも怪しさ満載なんですけれど、実はほんの1ヶ月半ほど前にこんな記事がありました。

○G20がIMFの融資能力拡大を検討、欧州の債務危機対策で-関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LT17TL1A74E901.html

 “IMFのラガルド専務理事は先月、世界経済が悪化した場合にすべての融資要請に
  応じるには、現在3900億ドル(約30兆円)の資金では足りない
可能性があると加盟
  国に伝えた。同関係者らによると、追加資金は予防的融資としてイタリアとスペイ
  ンを保護する目的に利用されるとみられる。 ”

30兆円の資金しかないIMFが、どうやって62兆円も、少しマシになったとは言え42兆円も融資できるんだ? それとも、日本の外貨準備でもアテにしているのか?

 世界中で景気の先行が不透明ゆえ、ちょっとした噂に多くの人が動かされがちだと思いますが、そうゆう時こそ、正確な情報と冷静な判断がより重要になってくる、とは言っても、我々一般人にとっては正直難しい…
 だからこそ新聞の役割は大きいと思うんですけれど、まぁ、市場の不安感の沈静化のために敢えて“飛ばし”記事を載せたんだと善意に解釈しておきます。
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国民性の違い … なんだろうな。やっぱり

 昨日、こんな事件が発生しております。

○中国東方航空が無許可離陸 経緯を調査、国交省
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011112801001837.html

 “28日午後1時45分ごろ、関西空港で待機を指示されていた上海行きの中国東方
  航空516便エアバスA330が、管制官の離陸許可がないまま離陸
した。
  国土交通省によると、前後の航空機とは十分な間隔があり、安全上の問題は起きな
  かったが、航空法違反の可能性があるとみて経緯を調べている。
  同機は誘導路を走行中、管制官から滑走路内で待機するように指示を受けた。その
  後、管制官が到着予定のヘリコプターと交信している間に、滑走を開始。管制官が
  止まるように指示したが、そのまま離陸した。


一歩間違えたら大惨事なんですけれど、というかよく事故が起きなかったとは思うのですが、この辺の中国人の感覚ってのが理解できないんですよね… 

 「それはそのパイロット固有の問題であって、全部がそうじゃない」と言う方もいると思うのですが、実は、8月にもこんな事件がありました。

○機長の「管制無視」事件…背景に「うそ多発」、「差別横行」=中国
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0831&f=national_0831_065.shtml

 “吉祥航空HO1112便が上海市上空で13日、「燃料切れ寸前になっているカタール航
  空機を先に着陸させるため、航路を譲れ」との管制の指示を無視した。HO1112便
  はすでに着陸態勢に入っており「当機もあと4分程度の燃料しかない」とうそを言っ
  た。
両機は上海市の虹橋空港に相い次いで着陸した。”

 “海市上空で13日、吉祥航空HO1112便が「燃料切れ寸前のカタール航空機を先に着
  陸させるため、航路を譲れ」との管制の指示を無視した事件には、着陸を急ぐため
  「燃料切れ寸前」とのうその通報が横行していることや、国有系航空会社が優遇さ
  れ、民間会社の飛行機は着陸順番が後回しになるなどの、背景が存在
しているとい
  う。”

こうゆう、結果のためには平気でウソをつくってのはねぇ…。もっとも、このパイロットは韓国籍だったせいか、

○韓国人機長の処罰決定…燃料切れSOSの別機に航路ゆずらず=上海
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0830&f=national_0830_066.shtml

 “中国民用航空局華東地区管理局は29日、「燃料切れ寸前のカタール航空機に航路を
  譲れ」との管制の指示を無視したとして、吉祥航空(本社・上海市)の機長ら操縦
  士に、中国国内での民間機操縦免許の取り消しなどの処分を決めた
。”

 “吉祥航空に対しても、経営範囲の拡大や分社設立、航空機購入を当面、認めない。
  航空便も3カ月間にわたり、10%削減などの処罰を科す。同航空が外国人操縦士を
  雇用することも、当面は認めない。すでに雇用している外国人操縦士も、あらため
  て資質の検査を行う。”

と、相応の処分がくだりましたけれど…。ただねぇ…ほんの一年前の記事ですが

○中国の民間航空パイロット、「資質の偽造」200人以上
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0906&f=national_0906_059.shtml

 “中国政府・民用航空局(民航局)がこのほど行った安全対策の緊急会議で、パイロ
  ットの資質問題については、200人以上が飛行時間を“偽造”していたことが明らか
  にされた。


「安全を何だと思っている!」といったところですが、この偽造くらいはまだましな方で、ほんの1ヵ月前にはこういった事件も

○鉄道橋梁を元コックが工事? 手抜き発覚 中国吉林省
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/111030/chn11103019480003-n1.htm

 “吉林省内で23億元(約276億円)をかけて進められていた全長74キロの鉄道
  区間建設で、橋梁(きょうりょう)の一部で土台部分に規定のコンクリートを使わ
  ず、大小の石を敷き詰めただけの手抜き工事が発覚した。
  受注業者は橋梁工事の経験もない元コックら出稼ぎ労働者の集まりで、契約時に資
  格審査はなかった
。”

あぁ、もう目眩が…。そりゃあ高速鉄道を衝突させるくらい朝飯前なわけだ(-。-)y-゜゜゜

東アジア共同体なんざ作った日にゃあ、こうゆう資格・経歴偽造の職人たちがわんさか日本に来るんだろうか…。

そう言えば、例の崩れたインドネシアのつり橋も、中国が支援していたようで…。

○突然崩れたインドネシア最長つり橋 中国が支援していた
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/111129/asi11112908040002-n1.htm

お買いもの~♪ その2

 さてさて、前回(こちら→「本日の第一弾 お買いもの~♪」で、もったいつけちゃいましたけれど、購入した新しいデジカメがこちら、PentaxQのダブルレンズキット!

 PENTAXQ1 PENTAXQ2

これ、いわゆる一眼レフとは違うのですが、レンズが交換できるデジカメです。画質はさすがに一眼レフには及ばないものの、魅力は…めちゃくちゃ軽い! それこそ普通のデジカメと同じくらいで、なおかつレンズは普通のデジカメよりチョイ上。

 で、詳細は省きますが、このカメラで撮影した京都の秋がこちら。

まずは東福寺

 東福寺 通天橋

 東福寺 庭園

続いては、三千院

 三千院3

   三千院1   三千院2

最後は、ライトアップされた紅葉が映る高台寺の臥龍池

     臥龍池

それから同じく高台寺の遺芳庵と竹林

 遺芳庵  竹林

ってことで、遅まきながら新しく購入したデジカメ&デビュー作の紹介でした(^。^)y-.。o○ 

ケント&マイケル、1歳になりました~\(^o^)/

23日の「先代ケント一周忌」でも書きましたけれど、本日11月27日はケント&マイケルの1歳の誕生日~\(^o^)/。 ってことで、まずは本日のショット

 今日のケント

 今日のマイケル

ケント&マイケルを迎え入れた経緯も紹介しておりましたが、詳細はこちら→「ケント&マイケル 名前の由来」。で、その時に見たケント&マイケルの写真がこちら。

左2枚が最初に見たケント&マイケル  右2枚は我家に来る直前のケント&マイケル
ケント最初マイケル最初 ケント直前マイケル直前

 ケントもマイケルも今や5kgを超え、おそらくケントは6kg近く…。ケント&マイケルを迎えに行った日、譲っていただいた森の陽気な仲間たちの佐藤さんのお話では「ケントが640gで、マイケルが580gくらい」とのことでしたから、それから10カ月で8~9倍の重さに成長しちゃいました^_^;。 何しろ、最初は手のひら位の大きさだったのが、

 ちっちゃかったケント  ちっちゃかったマイケル

大体1か月後にはかろうじて同時に抱っこできるくらいまでに成長し、

 KMまとめて

以前も載せましたけれど、今やこうなっちゃいました…

  ケントじゃーん マイケルじゃーん

試しに同じようなショットを並べてみると…

 ガツガツKM(小) ガツガツKM

これ、器の下に敷いているのは牛乳パックを開いたモノなんですけれど、今はそれぞれに1枚ずつですが、左の写真(小さいころ)では1枚を半分に切ったもの。それからフローリングの板の幅。小さい頃は板1.5枚分だったのが、今や3枚弱… いんや~立派に成長したこと。先代ケントが2.8kgでしたから倍以上!

成長してくれたのは良いのですが、この立派に成長したコンビが、朝方になると遊んで欲しくて空爆をしかけてくるのは困ったもんです…^_^;。

 こんなケント&マイケルは、最近、私の留守中にとうとうPCデスクの最上層まで征服に成功

    登頂成功

妻に怒られて下山したようですが、意気揚々と引き上げて行くお二人…

 去ってゆくKM

交渉

 日米の地位協定の運用が見直しされました。

○米軍属を在宅起訴=死亡事故、地位協定運用見直し―那覇地検
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000027-jij-soci

 “那覇地検は25日、沖縄県沖縄市で交通死亡事故を起こし、日米地位協定に
  基づきいったん不起訴処分とした米軍属ルーフェイス・ラムジー容疑者
  (24)を自動車運転過失致死罪で在宅起訴したと発表した。日米両政府が
  地位協定の運用見直しで合意し、米側が日本側の裁判権行使に同意してい
  た。 ”

この記事は、そもそも日米地位協定を知らないとすぐに分からないと思いますが、ものすごく簡単に説明すると、在日米軍人・軍属(軍隊に所属する軍人以外の人、通訳とか販売店の営業者とか)には日本の法律が適用されず、米国の法令のすべての刑事及び懲戒の裁判権を日本において適用するという、一種の治外法権

で、注意すべきは、今回の一件は“地位協定”そのものの見直しではなく、地位協定の“運用”の見直しであると言うこと。一応、上記の記事でもそのような記載がありますけれど、今一つ良く分からないと思います、こういう時は地方紙の方が分かりやすかったりします。

○米軍属の裁判権 地位協定の抜本見直しを (中国新聞)
 http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201111260088.html

 “日米両政府は軍属に限り、日米地位協定の「運用」を見直した。死亡事故
  などの場合、公務中でも米側の同意があれば日本国内で裁くことができる
  ようになった。”

要は、今までは全くダメだったものが、「死亡事故(等の重大な事件)」かつ「軍属」に限り、米側の同意があれば、日本の法律が適用される、というだけなんですよね(まぁ、一歩前進と言えば前進ですけれど)。

この地位協定には、他にも米軍が日本に施設を返還する場合、その土地を元通りに回復する義務を負わないなんてなことにもなっているので、例えば米軍施設が移転した際、その土壌に有害物質が残っていたとしても、米軍には処理の義務はなく、これらの土壌の除染作業を日本政府が行なう必要が生じたりします。当然、米国内では環境基準の遵守を義務付けられています。

この点について、例えば同じ敗戦国であるドイツも米国との地位協定が存在しますし、韓国にも。が、両国ともこの地位協定は過去何回か見直しがされてきており、ドイツの場合は、原則、ドイツ国内法が適用されるようになってきています。

○ドイツ駐留NATO軍地位補足協定に関する若干の考察
 http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/221/022101.pdf

韓国の場合は、元々日本より酷い内容だったものが日本並みに、プラス環境順守規定は盛り込まれたりしています。
さらに、地位協定とは異なりますけれど、時期が先送りになったとは言え、戦時作戦統制権が米国から韓国に移管されることになりました。

○戦時作戦統制権の移管先送り…米韓首脳合意
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100627-OYT1T00582.htm

まぁ、韓国にその能力があるかどうかは甚だ疑問ですが(何しろ、軍側は“時期尚早”と反対していましたから)、反米であり、「自主国防」を志向した韓国の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領のしつこさっぷりに、米国が「そんなに言うなら移管してやるよ」と、表面的には韓国が交渉で米国に勝った形

 ということで、やるなら“運用の見直し”ではなく、“地位協定の見直し”なんですけれど、もっともこの点はさすがに現民主党政権もわかっているようで、

○日米地位協定「改定そのものも視野」 岡田外相が明言
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-156978-storytopic-88.html

 “岡田克也外相は5日午前の衆院予算委員会で、日米地位協定について「協
  定そのものの改定についても話題にすることを視野においている」
とし、
  普天間飛行場移設問題の解決以降、日米との協議の場で日米地位協定改定
  を話題にすることを明言した。 ”

と、昨年2月の衆院予算委員会において、岡田外相(当時)が発言しています…が、1年半経って現外相は、

○地位協定改定は困難=沖縄負担軽減へ「作業重ねる」―玄葉外相
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111126-00000047-jij-pol

 “玄葉光一郎外相は26日午後、那覇市内で記者会見し、沖縄県が求める日米
  地位協定の改定について「問題意識としては持っているが、作業に入れば
  恐らく相当時間がかかる」と述べ、当面は困難との見方
を示した。”

どう考えたって不平等な条約、かつ、他の同盟国の主張は一応飲んでくれている米国相手に、1年半以上かけて“運用の見直し”程度しか出来ないけれど、半年程度で“日本に有利なように変更する”ように…なるわきゃないな(-。-)y-゜゜゜

本日の第ニ弾 国民性の違い

 さてさてお隣韓国で、米韓FTAが国会で批准されました。

○韓国が米韓FTA批准…国会衝突、催涙ガス噴霧
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111122-OYT1T01020.htm?from=navlp

 “韓国国会は22日、与党ハンナラ党主導で緊急の本会議を開き、米韓
  自由貿易協定(FTA)の批准法案を野党が反対する中で強行採決、
  与党などの賛成多数で可決した。”

まぁ、日本に助けを求めなければ何やっても良いですけれどね
そんなことより、上記の標題にもなっていますけれど、催涙弾を議員が使っちゃうってのも、そもそもそんなものを持っていること自体も驚き…でも何でもないんですよね。実は

何しろ、3年前の国会では、ハンマーにチェーンソーと消火器が登場

○「ハンマー国会」で世界的恥さらし…主要メディアが大きく報じる
 http://japanese.joins.com/article/033/109033.html

 “米ロサンゼルス・タイムズは、ハンマーを持ち国会外交通商統一委員会
  の議場に入る野党側と消火器をまいてこれを阻止しようとする与党関係
  者らのもみ合いの様子を大きく報じた。”

そのロサンゼルス・タイムズの記事はこちら。写真入りです。

○Politics, South Korea-style
 http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-brawl19-2008dec19-pg,0,3985168.photogallery

さらに遡ると、信じられないモノ(自主規制。知りたい方は“モノ”をクリックしてください)まで使っています。

ってことで、“今度は何を?”と期待心配していたんですけれど、催涙弾か……微妙

んで、上記の事件について韓国の新聞ではもう少し詳細に記載していますけれど(こちらの記事にも上記の“モノ”についての事件の記載があります)、

○<韓米FTA批准>催涙ガス使用の民労党議員、処罰は?
 http://japanese.joins.com/article/826/145826.html?servcode=200§code=200

 “金先東議員はこの日、催涙弾を使用した後、記者らに対し「伊藤博文を
  撃った安重根(アン・ジュングン)義士や尹奉吉(ユン・ボンギル)義
  士(尹義士は錯覚とみられる)の心情だった
。今は、成功したクーデタ
  ーだと喜ぶハンナラ党体制の国会を爆破したい心情」と語った。”

暴力を礼賛しているあたりは論外だと思います。まぁ、一万歩くらい譲って安重根(アン・ジュングン)を義士と呼ぶことに対する謝罪は要求しないにしても、この発言に対して韓国内で批判の声が上がらないようなら、なおさら、米韓FTAで何があっても日本に頼るなよ

と思っていた矢先にこの記事だものなぁ…

○韓日の自動車部品メーカーが提携…“合従連衡”で生き残れ(1)
 http://japanese.joins.com/article/885/145885.html?servcode=300§code=300

 “韓国では現代(ヒョンデ)モービスが日本の部品メーカーのタカタと安
  全部品を共同開発することで事業協力契約を結んだと24日に明らかに
  した。”

 “ASBの共同開発を通じ現代モービスが得られるのは「技術力」だ。
  2000年に入り部品開発に拍車をかけている現代モービスとしては競
  争力を確保するために世界的な部品メーカーの技術力が絶対的に必要だ。”

“技術力が得られる”ことは当然のことのように書かれていますけれど(共同開発だから当たり前っちゃあ当たり前ですけれど…)、他国に頼らず、技術力を自力で向上させる気は…相変わらず無いのね(-。-)y-゜゜゜

本日の第一弾 お買いもの~♪

 昨日アップしようとして力尽きたネタから…^_^;。

 23日(水)にレンズ交換タイプデジカメとタブレットPCを購入、+イーモバイルと契約しました~\(^o^)/。

 最近はPCやネット環境について雑誌を読んだりすることも無いので、モバイル通信環境についてはほとんど浦島太郎状態…。今回初めて知ったのですが、もしモバイル通信をやろうとすると、大きく分けて、

 ○WiMAX、イーモバイルのような高速無線アクセス網
  → 携帯大のルーター+(タブレット)PC
  → USBメモリー大の差込タイプのルーター+PC
 ○携帯電話網を由来とした3G
  → Ipad等

といった組み合わせが考えられるようです。

 このうち、最もシンプルなのは端末に通信機器があらかじめ組み込まれている3G系の端末ですが、欠点は通信速度が遅いこと。

 この点、高速無線アクセス網の差込タイプのルーターであれば、嵩張らないし、速度はもちろん速いしというメリットがあります。が、一方で、差し込んだPCしかモバイルができない、アンドロイドOSでは使えない、というデメリットも。

 今回は、妻が使用する場合を想定して“軽い”ことが最優先でしたが、出先ではマウスやキーボードの使用は考えにくいので、そうなると直感的な操作が可能なタブレットタイプの方が望ましく、結果、携帯大のルーター+タブレットPCの組み合わせにすることに。

 そこで候補になったのが、

 ○エイサーのICONIA TAB A100
 ○東芝のREGZA Tablet AT3S0

の2機種ですが、軽い、ハードデスクの容量が多い、バッテリー駆動時間が長い、画像が綺麗ということで、REGZAに決定!

 後は接続会社をどこにするか。当初は

 ○お得な定額制の契約が一年単位から(他社は大体2年)
 ○通信速度が相対的に速い(らしい)
 ○携帯に通信規制がかかったとしても使える

という特徴を持つWi-maxにしようかとも思いました。また、1年後くらいから新しい通信規格が登場するとの噂もあり、そうなると1年単位の契約は魅力的かなぁと。でも、これ、欠点があって建物の中だと電波が届きにくいこと、エリアのカバー率が相対的に低いらしいんですよね…。我々が使う場所を想定すると、現時点で電波が安定しているイーモバイルの方がベターということで、イーモバイルに(使う場所としては、都会、駅構内、お店ならマックが多いというなら、Wi-maxもありだとは思います)

 一昨日および昨晩はセッティングから使い方まで四苦八苦^_^;。本日(25日)から使いこなしたい事情があったので試行錯誤して、何とか最低限までは…。

 …と、このあたりまで書いて力尽きたのですが、現在、私の手元にはREGZAもカメラもございません…なので、写真もアップできず…ということでこの続きは後日に…もったいぶってすいませんm(_ _)m

先代ケント一周忌

昨年の今日、平成22年11月23日に先代ケント(♂、チンチラシルバー、享年16歳7カ月)が亡くなりました

モフモフ じー

私と先代ケントが過ごしたのはほんの半年ほど。すでに16歳を超え、もともと人見知りのする猫でしたから「慣れるかなぁ~」と心配したものです。写真は、我家に初めて来た日に撮影したもの。見事に「マルガリータ」状態になっています(^O^)。

マルガリータ マルガリータ2

 「猫はほっておくのが一番なの!」と妻に呆れられながらも、先代ケントにしつこくちょっかいを出し続けたところ、妻が「私とは十数年も連れ添ってきたのに!」と怒るくらい、ものすごく私に懐いてくれました\(^o^)/。 私がPCをしていると「みゃあ~」と呼びに来るのですが、「もうちょっと待ってろ」と言うと、いつも私の座っている椅子の下で待っていてくれました。

 あそぼ 待ってるZzz

 夏場を過ぎるころから食欲が落ち、体力が低下し始めたため、病院に連れていったところ「腎臓がかなり悪化しています。明日死んでもおかしく無い」と。それから、1日おきに病院で輸液と注射を打っていただくことになりました。こちらは、先代ケントを病院に連れていくために購入したバギーカー。

         バギーカー

病院で輸液を打ってもらうと体調が多少は良くなるらしく、一時的に食欲も出てきました。それまでは私のそばで眠ったことが無かった先代ケントですが、その頃は、私が寝ているといつの間にか私のそばにやってきていました。

 そばで1  そばで2

先代ケントの闘病期間はちょうど50日。その間、16年以上連れ添った妻が驚くほど、今まで見せなかった面を我々にたくさん見せてくれました。大変でしたけれど、「えっ!たった50日だったのか…」という位、とても充実した日々でした。

 先代ケントは妻の実家の猫達が眠る深大寺にて弔い、私と妻は11月27日に最後のお別れをしに行って来ましたが、奇しくもこの日は今のケント&マイケルの誕生日。それと、離乳後の引き渡し日が先代ケントの49日にあたること、次に暮らす時は複数が良いと思っていたこと、小さい頃の姿が先代ケントと今のケントが似ていたことから

先代ケント 今のケント

今のケント&マイケルを我家に迎え入れることにしたのは以前もアップしたとおりです(上記は左が先代ケント、右が今のケントです)。

        俺似てないし…
      似てないし…

あ、お前は手を近付けると頭をゴーンとぶつけるところが先代ケントに似てるよ(^v^)。

ダース・ベイダー現る

ウクライナ市庁舎にダースベイダーが現れ、宇宙船を停泊する土地の無料取得を申請た、というニュースがあったのですが…と言っても何のことやらさっぱり分らないでしょうから、あまり長くないので、全文を記載します。

○ウクライナの市庁舎にダース・ベイダー、宇宙船用の土地取得を申請
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000588-reu-int

 “黒海に面したウクライナ南部のオデッサで、映画「スター・ウォーズ」の悪役
  ダース・ベイダーに扮(ふん)した男性が市庁舎を訪れ、宇宙船を停泊するた
  めとして、土地の無料取得を申請した。

  男性は、ウクライナには全ての市民に1000平方メートルの土地を所有する
  権利を与えるという法律があると主張した。

  オデッサ市長はこのほど、黒海に面した一等地を無料で譲渡すると発表したが、
  地元メディアによると住民からは汚職を懸念する声が上がっている。市長側は
  批判を受けて譲渡計画は「間違い」だったとの認識を示す一方、計画自体は続
  行されている


  ダース・ベイダー姿の男性は、「市長と多くの地元政治家がダークサイドに鞍
  替えしたと聞き、自分の宇宙船用に土地をもらいにきた」と語った。市の担当
  者は、男性が最終的に自身のパスポートを提示し、黒のヘルメットを脱いで顔
  を見せたことから、土地の無料取得に対する申請書を受理した。

  市の広報担当者はロイターに対し、「申請は登録され、今後検討される」と回
  答。「われわれはライトサイドの人間で、ダークサイドには立っていない」と
  付け加えた。”

…余計なんのことかわからないですよね? 私はさっぱりだったんですが、今日、以下の記事を見てようやくわかりました

○市庁舎にダース・ベイダー現る、宇宙船停泊地を要求 ウクライナ
 http://www.afpbb.com/article/politics/2841765/8105302?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=photo_topics

つまり、上記記事中“地元メディアによると住民からは汚職を懸念する声が上がっている。”とだけしか記載されていないため、なぜ汚職を懸念しているからといって、「土地をくれ」というダースベイダーが現れたのか今一つわからなかったんですが、

 “地元ウェブサイト「Dumskaya.net」によると同市では、人気の高い黒海沿岸の
  土地を市当局がたった5人に、しかも無償で譲渡したことに対して批判が
高まっ
  ていた。市長は譲渡の判断が間違っていたと認めたものの、決定の撤回は拒否
  している。”
 
「たった5人に無償で譲渡」という情報があると、“そもそも無償というのも変だし、それも5人と言うことはその決定プロセスに賄賂等の汚職があったのでは?”という推測ができるわけで、さらに、ダース・ベイダーの語った、

 “「オデッサの丘を宇宙船の停泊地としていただけるのか、30日以内に回答をも
  らう。市長や議員の多くがダークサイドに墜ちているのだから、事は順調に進
  むだろう」と、ダース・ベイダーは語った。”

という話や、それに対する市の広報担当者の答え、

 “18日、AFPの取材に応じたオデッサ市庁舎の広報担当者は、「私たちは暗黒面に
  墜ちてなどいない。ここには(ヒロインの)レイア姫しかいないわ」と述べた。”

これらは両方とも、味のあるモノだったことがわかりますけれど、上記ロイターの記事では非常に素っ気無いモノとなっています。

 まぁ後半は蛇足ですが、確かに上記ロイターの記事は一切ウソは書かれていませんし、要素だけを取り出せばAFPの記事と全く同じです。しかし、批判の内容を具体的に記載したかどうかで、この記事から受ける印象がガラリと変わっています。最初、ロイターの記事を読んだ時は「季節はずれのハロウィンか?変な奴」と思っていましたが、AFPの記事を読むと「見事な市側への皮肉(批判)パフォーマンス!」と逆にダース・ベイダーに拍手を送ってしまいました(と同時に、市側の対応のなかなかのものですけれどね)。

 皆さんが私と同じ感想を持たれたかは分かりませんが、マスコミの伝え方一つでこうも人間の受け取り方が変わるという一つの例として挙げさせて貰いました。

無駄を判断するのは難しい…

今度は国会版事業仕分が始まっていますけれど、科学技術面においては何を持って無駄と判断するのかは難しいと思っています。というのは、私は「科学はたくさんの失敗の上に成り立つ本当にごくわずかな成功で進歩する」と思っていますから、研究開発への投資が多額になるのは致し方無い面もあると思っています。

 ですから、例えば、

○スパコン「京」にゴードン・ベル賞 「国会版仕分け」では運営経費の高さ批判
 http://sankei.jp.msn.com/science/news/111118/scn11111811530001-n1.htm

 “スーパーコンピューター「京(けい)」(神戸市)を使った研究成果が18日、
  米国計算機学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。同賞は「スパコンのノー
  ベル賞」とも呼ばれ、京は計算速度の世界ランキング連覇に続く栄誉となった。”

 “一方で16日の「国会版事業仕分け」では、性能面は評価されたものの、運営
  経費の高さが批判
された。”

「技術開発費はともかく運営経費が高いのはダメ」ということですが、う~ん…。開発費も運営経費も適切なものかどうかなんて、正直言ってわかりませんが、技術立国である日本がこのあたりの資金を削るくらいなら、他に削るところあるだろうってのが感想です。

 とは言え、これはさすがに…

○「もんじゅ」、抜本見直し提言=原子力政策の「仕分け」着手―刷新会議
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000026-jij-pol

 “40年間研究を続けても実用化のめどが立たない高速増殖炉「もんじゅ」に批判
  が集中し、来年夏のエネルギー政策策定に当たって「計画の抜本的な再検証を
  行い、国民の徹底的な納得が必要だ」と、事業の見直しを提言”

私は原子力の専門家でも、科学者ですらありません。でも、「もんじゅ」については慎重な立場です。ってのは原子力委員会が決める「原子力開発利用長期計画」(以下「長計」)というのがあります。1967年の第3回「長計」に初めて“高速増殖炉”が登場したのですが、昭和50年代後半(1980年代前半)に実用化することが目標とされていました。で、この目標が以降どうなったかというと…

  1967年の第3回「長計」 … 昭和50年代後半(1980年代前半)
  1972年の第4回「長計」 … 昭和60年代(1980年代後半)に延びる
  1978年の第5回「長計」 … 昭和70年代(1990年代後半)に延びる
  1982年の第6回「長計」 … 2010年頃に延びる
  1987年の第7回「長計」 … 2020年代に延び、実用化という目標が技術体系の確立を目指すに変更
  1994年の第8回「長計」 … 2030年頃に延びる
  2000年の第9回「長計」 … 目標年度提示せず

と、年数が経てば経つほど(目標)年度が先に延び、かつ、目標自体も低いものに。2005年には長期計画が「原子力政策大綱」という名称に変更され「2050年頃から商業ベースでの導入を目指す」となりました(って1994年から10年経って、目標は20年延びてる…)。

 もちろん、科学である以上「成功はたくさんの失敗(無駄)の上に成り立つ」ということからすれば、単にコストと年数が掛かっているから、という理由だけでこれを排除するものではありません…が、相手は原子力。慎重にも慎重を重ねた“想定の範囲”であれば制御できる(可能性が高い)、と思っても、実際に事故が起き、一旦事故が起きれば収拾がなかなかつかない代物。
 実に40年以上も研究されながら、目標は当初より水準が下げられた上に70年以上も遅れている、ということは、調べれば調べるほど知らなかったことがどんどん増えているということで、そんな時点で研究のためとは言え現物を作るのは時期尚早じゃないかと思います。

うなぎなら登るんでしょうけれど…

 昨日、「多くの国民がTPPにNoという結果」となっているアンケートを載せている産経新聞の記事をご紹介いたしましたが、同系列のフジテレビ「新報道2001」のアンケートに興味深い結果が。

 “【問1】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
      民主党 23.4%(
      自民党 25.2%(↓)
  【問2】あなたは野田内閣を支持しますか。
      支持する 51.0% ” 

このアンケートは11月17日調査し11月20日に放送した(する)もので、民主党の支持率が自民党より下とは言え、前回よりアップしていると言うこともそうですが、何より、野田内閣の支持率が51%であるというにわかには信じがたい結果なので、各種調査を調べちゃいました(^。^)y-.。o○。

【NHK】野田内閣 支持率45%に下落 (11月14日19時11分)
     http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111114/t10013956501000.html

    “野田内閣を「支持する」と答えた人は45%で、先月の調査より8ポイント
     下がり
ました。一方、「支持しない」と答えた人は30%で、3ポイント上
      がりました。”


【時事通信】内閣支持35%に低下=不支持36%、初の逆転-時事世論調査 (2011/11/17-15:50)
     http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111700549&google_editors_picks=true
 
    “野田内閣の支持率は前月比6.7ポイント減の35.5%に低下した。一方、
     不支持率は同9.2ポイント増の36.0%となり、政権発足後2カ月余り
     で支持と不支持が初めて逆転した。”


【NNN】野田内閣支持率40.0%~NNN世論調査 < 2011年11月13日 20:30 >
     http://www.news24.jp/articles/2011/11/13/04194396.html

    “野田内閣を「支持する」と答えた人は40.0%と先月の調査から12.8
     ポイント下がった
。「支持しない」と答えた人は34.2%で先月の調査か
     ら8.1ポイント上がった。”  

【ANN】内閣支持率は39.5%(前回より7.7ポイント下落)
     http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/201111/index.html

と、まぁ各社とも大体40%前後、誤差を考えても35~45%かなぁという結果になっております。で、実は14日には産経新聞とFNNが合同で調査をしているんですが、

【産経&FNN】内閣支持率42%に急落 TPPに不安感56% 野田首相の指導力なさ
        に批判 (2011.11.14 11:45)
     http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111114/stt11111411480000-n1.htm 

    “野田内閣の支持率は42・4%と、前回(10月1、2両日)調査から13
    ・6ポイントの急落


と、上記のフジテレビの「新報道2001」とは違って常識的な範囲に収まっています。

どこに違いがあるのかと言えば、上記のマスコミ各社の調査が12・13日だったのに対して「新報道2001」は17日の調査というのもあるんですけれど、

【NHK】全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号
     に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象
     となったのは1620人

【時事通信】調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施。有効回収率
      は64.0%だった。

【NNN】NNN電話世論調査、11~13日に調査、全国有権者2023人

【ANN】【調査方法】層化二段無作為抽出(全国125地点)【対象】1000人

【産経&FNN】全国から無作為抽出された満20歳以上の1,000人を対象に、電話による対話形式。

と、「全国で1000名以上」というのが基本的なところですけれど、上記の「新報道2001」では「首都圏の成人男女500人を対象に電話調査」となっています。500人てのはともかく、首都圏限定にして世論調査ってのもねぇ…

 分母を絞る=調査側の恣意性を含む、はっきり言っちゃえば捏造の可能性があるってことです。

 例えば12~13日にかけて調査をした日経ですが、結果はと言うと、

【日経】TPP交渉への参加表明、7割超が評価
    http://www.nikkei.com/news/topic/article/g=96958A9C93819499E3E0E2E2838DE3E0E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

    “野田内閣の支持率は59.6%で、11月7~8日の前回調査から20ポイント
     上昇
しました。”

他の調査とは“正反対”と言ってよい結果が。で、調査対象はと言うと、

読者アンケート、1268人が対象

まぁ、私自身はフジテレビや日経は信用していないから良いですけれどね(-。-)y-゜゜゜

知れば知るほど

昨日、産経新聞にTPPに関するアンケート結果が(昨日の第三弾のつもりが、力尽きました…^_^;)

○テーマ「TPP問題」 「政府の説明不十分」94%
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111118/fnc11111807230000-n1.htm

 (1)TPP交渉参加は日本に利益をもたらすか

    13%←YES N O→87%

 (2)交渉参加をしても不利になった場合は離脱できると思うか

    11%←YES N O→89%

 (3)政府の説明は十分か

     6%←YES N O→94%


…いんやぁ~。いつの間にか、国民の圧倒的多数がTPPについて反対の立場に(^v^)。

 で、面白かったのは、賛成派の方の意見は…

 “日本の経済、雇用を支えるためには輸出力が重要。参加しなければますます
  日本の雇用は海外へ移ってしまう”

 “強い円の力を最大限に利用し、外国の農地で新たなビジネスを展開すること
  も可能ではないか”

 “日本の農業は強引に改革をしないと壊滅に向かうだけ。TPP加入を機に生
  き残れる農業を作ってほしい”

 “おいしく安全な果物、野菜、米が、海外駐在の日本人家族にとって、今より
  手に入れやすくなるのでは”

まず、一つ目と二つ目は“円高”の話であって(一つ目は日本が外需依存だと思い込んでおり、かつ、いわゆる、円高による産業空洞化論とTPPを混同している)、TPPとは関係ありません。また、二つ目以降は農業に関することで、特に三つ目は…昨日私が否定した内容です。しかも「可能ではないか」とか「作って欲しい」とか「なるのでは」と、メリット(と考えられるもの)が願望であったり、推測であったりしています。

 一方の反対派の方の意見はと言うと…

 “TPPは現代版日米修好通商条約であり、本質は日本を永久に経済植民地化
  するものだ”

 “米国が牽制(けんせい)してきたように、途中で抜けることも、有利なルー
  ル作りにももう加わることはできないと分かっているはず”

 “自動車なども海外で現地生産されており、どこにメリットがあるのかまった
  くの疑問だ”

 “どんなに相手を思いやっても日本に良いことをしてくれる国などありません。
  特に米国は。日本の価値観を捨てて何を得るのか”

と、私も指摘してきたTPPの具体的な懸念点が挙げられており、さらには、

 “TPPは日本国民にはとても大きな問題なのに、政府は国民の意見を聞きも
  反映もしない”

 “日本のメリットが抽象論しか出てこない訳の分からない協定とやらを、なぜ
  マスメディアが血眼になってあおりたてるのか。”

と、TPPを推進しようとしている政府やそれを煽っているマスコミの姿勢に対する批判も挙げられておりますが、これまた私も指摘してきています。

 つまり、TPPは内容が分かれば分かるほど、多くの人にとっては“反対”とされるものであって、少数とは言えTPPにより恩恵を被る人もいるでしょうが、現在賛成している人は、政府・マスコミのミスリードによって“TPP=農業の改革、TPPに反対=閉鎖的、日本は衰退”といったマイナスイメージを持っている人が多いんだろうと思います。

本日の第二弾 安全保障

 該当の閣僚たちは自分のしたことの重大さがわかっているのだろうか…
○蓮舫氏が携帯電話使用 ブータン国王夫妻歓迎晩餐会前のカクテルパーティーで 「礼を失する」との声も
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111118/plc11111811010002-n1.htm

 “蓮舫行政刷新担当相が、国賓として来日中のブータンのジグメ・ケサル・ナム
  ゲル・ワンチュク国王夫妻を歓迎する宮中晩餐会前に行なわれた立食形式のカ
  クテルパーティーの際、携帯電話を使用していた”

○防衛相の晩餐会欠席 「ブータン国王よりもこっちが大事」 野党徹底追及の構え
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111117/stt11111722420013-n1.htm

 “一川保夫防衛相が16日夜、国賓として来日中のブータンのジグメ・ケサル・
  ナムゲル・ワンチュク国王夫妻を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会を欠席し、
  同僚議員のパーティーで「ブータン国王が来て宮中で催し物があるが、私はこ
  ちらの方が大事だ」とあいさつしていた”

 “宮中晩餐会には全閣僚が招待されたが、一川氏のほか山岡賢次国家公安委員長、
  川端達夫総務相、細野豪志環境相が欠席した。”

ブータン王国は大の親日国であり、国際機関での選挙・決議等において常に日本を支持する重要な支援国

 また、昭和天皇の大喪の礼への参列の際には、他の国の首脳の多くが日本から経済的な協力を得るために、葬儀の前後に日本政府首脳と会談する弔問外交を行うなかで、ブータン国王はこうした弔問外交を行わず、大喪の礼に出席して帰国した。新聞記者が理由を尋ねると、国王は、「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません」と答えた。また、同年には1ヶ月間も喪に服した

 “アジアの成長活力を取り込む”とか“世界に目を向けて”って…。TPP推進のための詭弁だろ。本気で思っているなら、これだけ日本に友好的で、かつ、敬意を表してくれるアジアの国に対して、こういった“礼を欠く”行動は取れないはず

 また、一川防衛相の場合は以下の記事に要約されていますが、日本の安全を任せるには資質の点でかなり問題があると言わざるをえません。

○防衛相の晩餐会欠席 民主党政権の安保危機意識の薄さ露呈
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111117/plc11111722450016-n1.htm

TPP、安全保障面からも望ましい…首相答弁」とのことですが、安全保障面からは、一川氏が防衛相でいることの方が危険だと思うぞ。

本日の第一弾 安全保障面とTPP

大家のTakeさんさんから、

 “TPPの事を経済学者が言えば賛成にまわるのは、理解できます。ただそれは、
  消費者サイドから視点に過ぎず、将来起こり得る食糧不足の話をされていな
  いような気がします。 もし、世界的に食糧不足が起きた時に継続的に輸入が
  出来るのでしょうか? ”

というコメントを
いただいております。いつもありがとうございます\(^o^)/。

 最近は超円高が続いているので多くの方がお忘れかもしれませんが、2007年~2008年にかけて、世界で食糧危機が起こりました。 → 「2007年-2008年の世界食料価格危機

原因は、穀物生産国における旱魃と原油価格の上昇、先進国における穀物のバイオ燃料の利用やアジアにおける中産階級の増大とそれによる食糧事情の変化等々の要素が絡み合ってのものと言われております。

 で、これまたその時、穀物生産国はどのように動いたかと言うと、

 米の輸出を禁止、または輸出関税を引き上げる等の対応をした国
 … エジプト、インドネシア、パキスタン、ベトナム、インド、カンボジア等々


 小麦の輸出を禁止、または輸出関税を引き上げる等の対応をした国
 … カザフスタン、ロシア、ウクライナ、アルゼンチン等々

 
 ○世界の食糧確保に向けた輸出規制の動き
  http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-31349220080416

自由貿易、自由貿易と言ったって、これって“外国が輸出しやすいように、規制・障壁を撤廃すべし”と言っているだけで、“輸出をしたくない”って方は野放し。実際、自由貿易や関税撤廃を促進する機関としては世界貿易機関WTOなんてのが存在する一方、輸出を促進する機関なんて存在しませんから。

まぁ当然と言えば当然で、自国民に供給する食糧が不足するかもしれない状態で、ガンガン食糧を輸出するアホな国家は存在しないでしょう。遠慮なく、禁輸(出)措置を取ります。

 当然、食糧の生産量が低い国は困るわけです。 

 それが良かったことか悪かったことかという議論はさておき、少なくとも“TPPを推進して日本の農業が壊滅的になる”ということについては、国家の安全保障を考えた場合、絶対悪だと思います。「壊滅的になってしまうような農業だからいけない。構造転換をして競争力を付ける良い契機になる」と主張する人がいますけれど、じゃあその競争力はいつ付くのか。すぐに?それとも数十年後?

 食糧危機はいつ起こるかなんて予測不可能ですよね。30年前はバイオ燃料が食糧不足の原因になるなんて考えつかなかったですから。これから先だって、どのような新しい要因が食糧不足の原因になるかなんて誰も予測はできない。

 つまり、こと食糧については一時的にでも壊滅的な状況を迎えることは、国家の安全保障の観点からすれば、絶対に避けなければならないことだと思います。リカードの説を持って“TPPへの参加が当然”という人は、モノゴトを経済的側面でしか考えていないってことです。

 こうゆう問題なんですけれど、どじょうは相変わらず…

○野田首相、TPP交渉参加時点で自由化の例外扱い求める品目リストを策定・提出しない考え
 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00211689.html 

 “社民党の吉田忠智議員は「わが国のネガティブリストに、例えば、コメ・砂
  糖の関税撤廃はしない、国民皆保険を守り、混合診療は解禁しないなど、明
  記すべきだと思いますが、どうですか?」とただした。
  これに対し野田首相は、「ネガティブリストを持って交渉するというやり方
  が、本当に交渉になるかどうかというと、心の中に守るべきもの、そういう
  ものをしっかりやっていくことは当然でありますけれども、リストを持って、
  これじゃあ入らないというのは、これは交渉ではないと、わたしは思います。
  わたしは、慎重な検討が必要だと思います」と述べ、交渉参加の時点で、自
  由化の対象からの除外を求める品目のリスト、いわゆるネガティブリストは
  作成・提出しない考えを示した。”

“守るべきものは守る”というものがしっかりあるのなら、最初から“これは譲れない”と明示し、“それは受けられない”と言われるような枠組には決別すべきだと思いますし、そうゆう交渉の仕方も当然あります。

それに、日本の国益を守るためにネガティヴリストを提出しちゃうと“交渉にならない”となぜ判断できる。君ら政府は「参加していないから内容が分らない」ということじゃなかったっけ?

○TPP:「情報開示が不十分」 官房長官、後で訂正
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20111111dde007020034000c.html 

 “藤村修官房長官は11日午前の記者会見で、環太平洋パートナーシップ協定
  (TPP)交渉参加について政府の情報開示のあり方を問われ「不十分だっ
  た。なぜなら交渉に参加していないからだ。交渉参加国からの間接情報では
  非常に少ないと思う」と指摘”

年寄りの冷や水

 酔っ払った上司の戯言を堂々と述べていた潮田氏(こちら→「俺が若い頃はだな」)が、今度はリカードの比較優位説を持ち出してTPPを語っています。

○水説:比較優位とTPP=潮田道夫
 http://mainichi.jp/select/opinion/ushioda/news/20111116ddm003070118000c.html

 “今度の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、経済学者はほとんどが
  賛成に回った。比較優位の観点からは自由貿易を推進することがどの国にとっても
  利益になるのは明白で、経済学の教えに忠実であれば賛成するのが当然だからだ。
  で、TPP推進論を述べるに当たって、多くの経済学者は「比較優位」を説き、
  「であるからTPP参加は当然である」と胸をはったのであるが、多くの場合、人
  々を納得させられなかった。”

比較優位説の詳細は省きます…と言うと元も子も無いので、ものすごく大雑把に説明すると、2国間における2財(例えば自動車と農作物とか)で自由貿易を行うとどうなるかを説明したもので、ぶっちゃけて言っちゃえば、それぞれの国は、その国において生産性の高いものに特化し、んでもって適切に貿易をした方が総生産量が増える、というもの。もうすでにこの時点でいくつか突っ込めちゃうんですけれど、この理論が成り立つのは、例えば世界が統一されていて、完全な計画経済(職業選択の自由がない)状態じゃないと無理だろうと思います

 まぁ、そういうことを話し出すとと~ってもこんがらがって来るのでやめますが、上記記事中では次のような説明が載っています。

 “ある女性弁護士がその町で1番のタイピストでもある場合、彼女が利益を最大にする
  には、タイピストを雇わず自分で書類をタイプするのがよいだろうか。
  答えは給料を払ってでもタイピストを雇い、自分は弁護士業務に専念すべきだ、とい
  うものだ。仮に10万円給料を払っても、その時間を弁護にあてれば15万円の報酬
  を得られる。ふたりともトクする。”

から、二国が存在する場合はそれぞれが得意分野に特化して、貿易をすれば良い、と言っているんですけれど…。

 二人とも得をするってのは、思いっきりウソです。だって、仮に給料をタイピストに10万円払ったら、弁護士報酬として15万円貰ったとしても、その弁護士は差し引き5万円しか儲からない。だったら自分でタイプして10万円の報酬を貰った方が女性弁護士にとっては儲かります

 リカードの比較優位説を持って自由貿易が良いとするのは、個人的には単なる机上の空論にしか過ぎないと思っていますが、とは言え、リカードの功績を否定するつもりも毛頭ありません。

 でも、ちょっと考えれば自分が出している例が間違っていることに気付く筈なのに、リカードの理論を持ち出すことでTPPが如何にも正当だと言う姿勢には、少しも賛同する気にはなれません

交渉事

 野田首相が国会ではTPP交渉参加を表明せず、外国ではじゃんじゃん表明しておりますけれど、それを問題視することなく、マスコミは相変わらず煽りまくっています。

○社説:APEC 多国間外交の技磨こう
 http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111113k0000m070094000c.html

 “多国間外交で重要なのは、いかに多数派を形成して交渉を有利に運ぶかだ。
  TPPで米国が無理な要求を持ち出せば、他の交渉国と連携して対抗すれば
  よい。”

私も以前指摘したとおり、多国間外交で重要なのは利害が一致する国と連携することですが、これまた指摘したとおり、TPPの現在の交渉参加国で利害が一致する国はありません。良くもまぁ“他の交渉国と連携して対抗すれば良い”と表面的なことを言えますなぁ…。実際、マレーシアは日本と連携する気なんざありませんね。

○「TPP、日本参加で交渉遅れ許されぬ」マレーシア首相
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C81818A9993E2E2EAEB8DE3E1E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000

 “環太平洋連携協定(TPP)拡大交渉の参加国、マレーシアのナジブ首相は12日、
  将来の日本の交渉参加について「原則的に賛成だが、交渉を遅らせることは許さ
  れない」
と述べた。”

 “ナジブ首相は「すでに合意された事項について再交渉はありえない」として、
  れまでの交渉で9カ国が合意した通商ルールを受け入れることが日本参加の前提
  だと強調
した。”

そうゆう中、日本と利害が一致しそうな国としてカナダがTPP交渉参加に名乗りを挙げたようで、

○日・加で対米共同戦線も…カナダTPP交渉参加
 http://www.google.co.jp/#q=%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E3%80%80%E5%8C%97%E7%B1%B3%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%BF%E6%98%93%E5%8D%94%E5%AE%9A%E3%80%80%E7%B1%B3%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE&hl=ja&prmd=imvns&ei=85jATtWgIomkmQXE5IC5BA&start=10&sa=N&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=7a3f991b3632645c&biw=1125&bih=633

 “日本にとってのコメと同様に、一部品目で関税を維持したいカナダの参加で
  交渉は難航も予想されるが、「カナダと日本が協調して米国などに撤廃の例
  外品目を認めさせることも可能ではないか」(日本政府関係者)との指摘

  出ている。”

「また関係者かよ」という突っ込みはさておき、“可能ではないか”程度の淡い期待を抱いておりますけれど、カナダは一度TPPの参加を断られている国。それがいきなりO.K.になっている点を怪しいとは思わないのか? 米国としては「日本(もしくはカナダ)だって、この条件を飲んだんだから、お前も」という戦略に出ようとしている可能性は高いと思うぞ。

 各国は“日本はないものとして取り扱う”だろうとも指摘しましたけれど、実際アメリカはこんな感じ。

○米「発表はそのままだ」…TPP発表食い違い
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111113-OYT1T00394.htm

 “米ホワイトハウスは会談後、野田首相が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に
  関し、「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べ
  たと発表した。
  これに対し、日本政府は「発言を行った事実はない」と否定する文書を発表した。”

 “日本政府は、米側が発表した首相発言は「日本側の基本方針や対外説明に米側が
  解釈を加えたものだ」として、実際の発言ではないとの主張を米政府に伝えたと
  いう。
  日本側の主張に関し、フローマン大統領副補佐官は12日の記者会見で「両首脳
  はTPPの包括的な議論をした。(米側の)発表はそのままだ」と述べ、訂正し
  ない考え
を明らかにした。”

交渉上手の米国を相手に、ただでさえスタートの遅れている日本政府が上手くことを運ぶ可能性はかなり低いでしょう。

であれば、本来はマスコミが正しい情報・分析を提供して“世論を形成”する形で日本政府の稚拙さを補う必要があるのですが、上述のとおり分析はいい加減ですし、情報だって、

○TPP、中国も関心=日本の参加方針が刺激か
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/asia/jiji-111112X912.html

 “「TPPの交渉参加国から招待状を受ければ真剣に研究する」―。中国商務省
  の兪建華次官補は会見で、中国もTPPに関心を持っていることを示した。”

こんな記事も出ていますけれど、BBC放送の記事を見ると、

○Obama outlines pan-Pacific trade plan at Apec summit
 http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-15704358

 “Nine Apec nations are involved in the Trans-Pacific Partnership (TPP),
  but China has so far not expressed interest in joining the talks
 (中国はこれまでのところ、交渉参加に関心を示していない)
.”

と全く正反対のことを。

これで“日本の国益云々”って…。そりゃ期待する方が無理でしょうね(-。-)y-゜゜゜。

日本を貶める野田政権

 野田首相がTPP交渉に参加する意向をオバマ大統領に伝えたようですが、首脳会合には招待されず

○TPP、首相さっそく厳しい洗礼 加盟国会合招かれず
 http://www.asahi.com/politics/update/1112/TKY201111120192.html

 “オバマ米大統領が12日朝にホノルルで開く環太平洋経済連携協定(TPP)
  交渉9カ国の首脳会合に、野田佳彦首相が招待されない見通し
であることが
  11日わかった。9カ国が積み上げた交渉の成果を大枠合意として演出する
  場に、交渉参加を表明したばかりの日本は場違いとの判断


 “日本政府の一部には、野田首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首
  脳会議前に「交渉への参加」を表明すれば、TPP首脳会合にも招待される
  可能性があると期待があった
だけに、落胆が広がっている。”

政府与党内のTPP推進派の外交音痴ぶり、情報収集の稚拙さぶりをいかんなく発揮していただいたお陰で、日本国が赤っ恥をかかされております。上記の“日本政府の一部”とは誰なのか、是非明らかにしていただきたい


数日前にブログで「交渉に参加したところで“日本はいないもの”として重要な情報も得られない可能性が高い」と指摘しましたけれど(→「アドバイス」)、そりゃあ苦労してここまで積み上げて来た交渉事に、国内でこれだけ反対派が多くて、かつ、推進派だって「公的医療、農業等々、守るべきものは守る」なんて発言している国の意見は“ないもの”とするでしょ、普通

で、交渉は粛々と進んで、大枠合意。

○TPP:協定を大枠合意 交渉参加の9カ国
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20111113k0000e030005000c.html

 “環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉に参加する9カ国は12日朝
  (日本時間13日未明)、米ハワイのホノルルで首脳会合を開き、協定につ
  いて大枠合意した。


…本当に野田政権は何をやってんのか。「詳細な部分の詰めがある」と推進派は言うでしょうけれど、無理なんですよ。
 
○TPP交渉入り、来春にも…全9か国と同意必要
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111112-OYT1T00006.htm

 “交渉入りには、米豪など9か国すべてと事前協議を行い、同意を得る必要が
  ある
。まずは事前協議の段階で日本の取り組み姿勢が問われそうだ。”

 “米国は、政府が新たな国との通商交渉を始める場合、90日前までに連邦議
  会に通告して承認を得る手続きがあるためだ。また、通告前の米国政府と連
  邦議会の事前調整には、2~3か月かかる恐れもある。このため、実際の交
  渉開始は来年春頃になる


オバマ大統領は「来年夏までに合意文書をまとめるとの目標を掲げ」ています。日本が交渉に参加できるようになるのは早くても来年春頃。つまり合意文書締結まで後1~2カ月しかない段階で交渉に参加しても、日本にとって都合のよいように条約内容を変えるって…普通だって難しいのに、野田政権ができると思いますか?

 それにまぁわかってはいましたけれど、野田首相はTPPについて勉強不足ですね。以下は、11月11日の参議院で、佐藤ゆかり議員の質問に答える野田首相(19分47秒)。

○佐藤ゆかり質疑(全) この後 どじょう頭は"ドヤ顔"でTPP参加表明
 http://www.youtube.com/watch?v=XJtWmYBNKck&feature=player_embedded#!

 野田総理: ISDSの話だったもんですから、ちょっと私はまだあまり
    寡聞にしてそこを詳しいところは知らなかったんで

       …答えなかった。
       その中で条約と国内法との上位関係だったら、そらあ条約です。
       だからこそ、我が国が守って来たもので、良いものだというものは、
       条約を結ぶためにそれを殺していく、壊していくということはしな
       いと言うのが基本的考え方

ISD条項(外資のビジネス展開にとって妨げになる(日本の)法律・慣習等は訴えられてしまう)を“知らん”と明言しちゃうとはね…。

野田首相もそして佐藤議員もはっきり言っていますけれど、TPPで決められたことは日本国内法よりも上位に位置づけられます。しかもこのTPPはビジネス展開の妨げになるものは、すべて排除しようとするもの。ビジネス展開の妨げになるものは、関税だけではなく、

 ○農家への補助金(外国企業には補助金無いでしょ)
 ○環境問題を考慮し、交通の便の良いところにゴミ埋め立て地の設置を許可しない政府
 ○日本語(世界の公用語になっていない日本語を外国人が分からないのは当然。いちいちそれを
  翻訳しているとコストと時間がかかり、日本企業に比較して著しく不利益)
 ○公的医療制度(そんなものがなければ、保険会社が保険をもっと売れる)

なんてなものが考えられます。つまり、一見すると理不尽とも言える話ですけれど、米国政府も一部の米国大企業の意向で動いているわけで、こんな馬鹿げたルールを世界の他の国と結ぼうとしているのがTPP

 乗り遅れてはならないバスの行き先は“儲けが全て”という価値観であり、そんな代物を幕末の先人達がなし得た“開国&国力の向上”になぞらえることは、日本のアイデンティティー、が分かりにくければ“日本人が日本人であること(の意義)”を否定することだとすら思います

大山山

 じゃ~ん!!

進行方向 振り返って

といきなり2枚の写真を乗っけましたけれど、これはどこでしょう…というほどのこともなく、正解はロマンスカー「メトロもみじ号」。

ロマンスカー チケット


今日は(ってかもう昨日ですけれど)、臨時列車の「メトロもみじ号」で大山まで紅葉を見に行って参りました\(^o^)/ (まぁ、TPPの話題はしばらく無くならないでしょうから、今日は止めておきます)。

このロマンスカーの臨時列車は、小田急線と千代田線が相互乗り入れしていることを利用したもので、昨年は、北千住からなんと片瀬江の島まで乗り換えなしで行けるものもあり、私と妻はこれを利用して、江の島~茅ヶ崎サザンビーチの花火大会・藤沢一泊~鎌倉散策(帰りは横須賀線で帰ってきましたけれど)なんてなことをやりました。当時はまだブログをやっていなかったので載せていませんけれど^_^;。

 今年は北千住から伊勢原まで乗り換えなしのロマンスカーで行き、そこからバス・ケーブルカーで大山阿降利神社
 バス亭は駅前にすぐあり、そこから20分ほどで大山ケーブルカー入口に(ほぼ20分間隔で出ています)。…で、今日は登山をするわけではなかったので、一番キツい行程がバス停を降りてからケーブルカーの駅までの道のり。約15分ほどなんですけれど、当然のことながら、階段に次ぐ階段…

     階段

日頃の運動不足を痛感しつつ、ケーブルカー駅に到着。ケーブルカーは約6分ほどで終点の阿降利神社駅に着きます。

 ケーブルカー 車窓

これらの写真は、高所恐怖症の私に代わり、妻が撮影したものです^_^;。

さて、駅を降りるとすぐに

         クマ注意

って、熊がいんのか~い!って、まぁ、ここまでくりゃあ居ても不思議はないか。で、肝心の紅葉は…1週間ほど早かったです(-。-)y-゜゜゜。

 紅葉2  紅葉3

一番、色づいているかなぁ、というのでもこの程度でした。

    紅葉

なので、神社の入口脇にある茶店で焼き鳥をつまみに軽く一杯ひっかけ…「せっかくの紅葉なのに…」と愚痴…ったりはしませんでした(一杯はひっかけましたけれど^_^;)。ってのは、もう一つの目的は「豆腐料理」。ここ大山は大山豆腐で有名とのことで、これを楽しみにしてきた次第(ってこっちがメインだったりして…)

一方で嫌な予感も…ってのは、昨年のちょうど今くらいの時期、先代ケントと最後のお別れをしに深大寺に行ったのですが、深大寺と言えば「お蕎麦」。その時の記事はこちら→「深大寺 その2(そば)
まぁ、ブログ上は「10割そばに満足」とは書いたのですが、全体的には近所のお蕎麦屋さんの方が圧倒的に美味しい…。その時の記憶がどうしても脳裏をよぎります。

で、結果はというと…。「やっぱ、深大寺の蕎麦と一緒だぜぃ~」…(T0T)

せっかく、コース料理を食べたんですけれどね…ということで、がっくりしながら帰途に着くと、バス停がすぐそこというところに「青木館」というお店が
せっかくここまで来てので、他のお店のお豆腐も食べようと「一品だけでも…」とお店の方に聞くと、「申し訳ありませんが、ウチはコース料理なんです」とのこと。そこで、「実は別のお店でコース料理を食べてしまったんですけれど、期待はずれと言うか…。なのでお腹が一杯なんですけれど、別のお店の豆腐も食べたくて」と正直に話したところ「そういうことであれば、一番少ないのは五品ですから、お二人で一人前でよろしければ…」…やっりぃ~\(^o^)/。(って、一杯のかけそばか…^_^;)

で、それがこちら。

  5品コース

  名前不明 よもぎそば
                   デザート

…すんごく美味しいです(^。^)y-.。o○。特に湯豆腐は絶品。非常に詰まっているのでお箸でつまめるのですが、口の中でクリームのようにとろけます。

こちらのお店は湯葉もご自慢のようですが、湯葉についてはおそらく好みが分かれると思います。我々は湯葉刺しをいただいたのですが、味は…美味しいです。美味しいのですが、イメージで言うと油揚げに近い食感です(もちろん、油っぽくはありませんよ)。人によってはもう少しクリーミィーな方が美味しいと感じられるかもしれません。
まぁ、そういった好みの違いはあると思いますが、全ての料理が見た目も美しく、味も良いです。豆腐料理と言えば、私は「梅の花」とか谷中の老舗「笹の雪」をちょくちょく利用しますけれど、これらと同等以上のお店でした(^。^)y-.。o○。

煽るマスコミ

 野田首相が今日にTPP交渉に対する態度表明を1日ずらし、今日(11日)の午後に記者会見の予定ですが…

○社説:TPP先送り 首相はぶれずに決断を
 http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111111k0000m070123000c.html

 “TPP参加によるメリットとデメリットは何か、政府は国民にきちんと情報を
  提示してこなかった。これが国民の不安を増幅させているのも事実だ。”

ってねぇ…マスコミも情報を流していなかったくせに、それはスルー

100歩譲って「政府が情報を流してくれない(ので、自分達も分らなかったから記事にしなかった)」というなら、TPP交渉に参加することが良いか悪いか判断できないはずなのに、

 “参加に前向きな野田首相の考えは変わっていないという。だが、ここで方針が
  ぐらつくようでは、首相のリーダーシップや決断力に大きな疑問符がつき、今
  後の政権運営にも支障を来すことになる。”

と、なぜ言い切れる。もし、その方針が国益に適わないものならば、決断をためらった方が正解
だろ。

 そのくせ、その後で、

 “もちろん、国の将来を左右するテーマであり、国民一人一人の立場によって、
  その利害も異なる難問だ。だが、さまざまな意見を調整し、最後は何が国全体、
  国民全体の利益となるかを判断し、結論を出すのが政治の、そしてトップの役
  割だ。


じゃあ、国民全体の利益にならんかもしれんと思って、参加表明をためらったとしたら、文句ないんだな?

 それに、“国民一人一人の立場によってその利害も異なる難問だ”とは言え、

○熟慮の一手?危険な賭け?…TPP表明先送り
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111110-OYT1T01135.htm?from=main1

 “10日に首相を交えて行った政府・民主三役会議では、前原政調会長が「PT
  総会では慎重論が7、8割を占めていた」と説明”

と、利害が異なりながらも7~8割が慎重論って…これほど分りやすい例もないぞ

 どうもマスコミはTPP交渉参加については、フェアな立場ではないですね。例えば以下の記事。

○韓国FTA攻勢、「米自動車市場で日本圧倒」
 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111110-OYT1T01340.htm?from=main3

 “韓国は、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉開始前から、やアジアな
  どの巨大経済圏と自由貿易協定(FTA)を順調に結んできた


 “米韓FTAは、ライバルの日本を出し抜く格好の機会とみなされているが、農
  畜産業界や野党側の頑強な反対で、批准がストップしている。

 “韓国政府によると、米韓FTAが発効すれば、95%の物品で関税が撤廃され、
  対米輸出は年平均で12億9000万ドル(約1000億円)増える。恩恵が
  大きいのは自動車産業で、乗用車やトラック、ベアリングの関税が5~10年
  以内にゼロになる。”

 “ある韓国政府関係者は「日本がTPPに正式参加しても、多国間での交渉は難
  航するだろう。その間に、米自動車市場で日本を圧倒できる」と話した。”

まず、現実の米韓FTAは反対派の攻勢で批准がストップしているのは事実ですが、一段目では「欧米やアジアなどの巨大経済圏と~FTAを順調に結んできた」って、米国とはまだだろうが

それと、既に米国の関税もほとんどの商品は関税が低く、韓国の躍進はウォン安による効果のほうがはるかに大きいからこその躍進ですけれど、まぁ、“米韓FTAが発効すれば1000億円増える”という韓国政府の自画自賛発言だけならまだしも、「米自動車市場で日本を圧倒できる」と話した韓国政府関係者って、誰だよ

米韓FTAが韓国で大きな反対が起こっている記事はさらっと流し、“ライバル日本を出し抜く”とか“日本を圧倒できる”という根拠も示されていない記事を書くあたりがねぇ…

アドバイス

 野田首相の“TPP参加表明”記者会見が明日(11日)に延期となりました。

○TPPの首相記者会見、11日に見送り
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111110-OYT1T00898.htm?from=top

 “政府は10日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加について、同日中
  に行う予定だった野田首相の記者会見を11日に延期することを決めた。” 

新聞各誌は“参加表明”を煽っているような論調ばかりなので、今日は朝から面白くなかったんですけれど…

○野田政権、TPP交渉参加へ 午後決定、慎重論にも配慮
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011111001000116.html

 “首相は一方で、産業空洞化を防ぐため、アジア太平洋地域での経済連携に
  参加する必要性を訴える。”

TPPについては反対ですし、そもそも野田政権のモノゴトの進め方は民主主義にはほど遠い、という点を批判するとともに、「余計なことはするな」とたびたび言っておりますけれど、これは上記の記事中にも

 “党内結束が揺らぐ可能性もある。”

とあるとおり、少なくない“慎重派”を押し切ってのことなので、政権与党が割れる可能性が大きくなっちゃうから、というのもあります。

○首相決断へ苦肉の決着…TPP党内対立積み残し
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111110-OYT1T00149.htm?from=top

 “慎重派の川内博史衆院議員は総会後、記者団に「野田首相には枠がはめら
  れた。無視した場合のハレーションは大きい」と述べ”

○TPP慎重派抵抗、前農相ら「離党カード」も
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111110-OYT1T00151.htm

 “「このまま民主党に残っても先はない。いっそのこと、TPPや消費増税
  に反対する新党をつくった方が、次期衆院選で当選する可能性が高くなる

  のではないか」(民主党1回生)と、選挙最優先の姿勢をあらわにする議
  員もいる。”

○TPP:亀井・国民新党代表、首相に参加見送り要求
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111109ddm001020062000c.html

 “亀井氏は記者団から首相が交渉参加を決断した場合の対応を問われ「連立
  を組んでいる立場からTPP問題について首相がとられるべき態度につい
  て申し上げた。
それに尽きる」と語るにとどめた”

おそらくですが、今の民主党執行部を見ていると、野田首相が交渉参加を表明し、ここまでがそうであったように情報隠蔽・情報操作を行って“TPPを締結します!”と宣言するところまで持っていきたいんでしょうが…実は、TPPは国会で批准されなければ発効されることはありません

 野党も反対派が多いですから、民主党が割れれば国会で批准されない可能性が高いでしょう。

○自公など4会派、TPP交渉参加表明に反対案
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111110-OYT1T00506.htm

 “自民、公明、社民、国民新・新党日本などは10日午前、野田首相が環太
平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明しないよう求める決議案を
衆院に提出した。”

 これまた何回か紹介していますけれど、あれほど記事になっていた米韓FTAは、いまだ韓国の国会で批准されていません

○FTA処理また延期?…ハンナラ党院内代表「きょう本会議開けない」(1)
 http://japanese.joins.com/article/422/145422.html?servcode=A00§code=A20

それくらい米国が絡む経済連携協定ってのは問題があるんですけれど、仮に交渉参加した場合、今の民主党は日本の国益よりも米国の顔色をうかがいながら折衝するでしょうから、

○TPP:政府、文書に本音 11月表明「米が最も評価」
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20111028k0000m020158000c.html
 
 “・米国がAPECで政権浮揚につながる大きな成果を表明するのは難しい。
  日本が参加表明できれば、米国が最も評価するタイミング。これを逃すと
  米国が歓迎するタイミングがなくなる”

米側の要求を「ホイホイ」聞いてしまう可能性が高いですし、オバマ大統領は喜ぶでしょう。でも、米国全体が日本の参加を歓迎しているわけではありません

○TPP 米議員が日本に警戒感
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111109/t10013834931000.html

 “日本がTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉に参加するかどうか
  検討していることについて、アメリカ議会の有力議員らは、カーク通商代
  表に書簡を送り、日本が本当に市場を開放する意思があるのかどうか、慎
  重に見定めるべきだとして、日本の出方に警戒感を示しました。”

 “「日本が高い基準を満たし、歴史的に閉鎖的な市場を本当に開放する意思
  があるのかどうか、慎重に見定める必要がある」と述べ、日本の姿勢を慎
  重に見極めるよう、強く求めました。さらにボーカス委員長らは、日本が
  TPPに参加すれば、交渉は全く別の次元の複雑なものになると指摘し、
  日本の出方に警戒感
を示しました。”

つまり、いろいろ民主党が“調子の良い”ことを言っても、端から信用されない可能性があるんですねぇ~。何しろ、鳩山・菅で実証済みですから。
その上、国内で与党民主党が割れ、野党は反対派が大きい、ともなれば、米国は“ど~せ国会で批准されないんじゃないか”とも思うでしょうから、交渉に参加したところで“日本はいないもの”として重要な情報も得られない可能性が高いでしょうね。

 そうすると、“消費税も法案をとおした後で国民の信を問う”と言っていますけれど、結局は解散総選挙で民主党は惨敗を喫することになるんじゃないかと。

 何度も言ってますけれど、「余計なことはするな!」と「民主主義のプロセスを無視するな!」というのは、震災復興および景気回復を一日でも早く実現して欲しいと思っている、私から野田政権に対するアドバイスなんですけれどね(あ、別に民主党を応援するつもりはないですよ。単に震災復興と景気回復を早くしてくれるならどの党でも良いですから)。

俺が若い頃はだな!

最終的に「TPPやりたいんだもん」の首相が好きにしゃべるっていうなら、この数ヶ月の議論は何だったの?ということになりますけれど、

○TPP参加、首相「さらに説明責任果たす」
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111109-OYT1T00545.htm

 “「様々な不安や懸念に答えるため、さらに説明責任を果たしたい。議論が熟した
  段階で一定の結論を出すことが必要だ」”

って、さらにも何も今まで説明してないじゃん

 山田前農相が、

 “山田氏は「(夕の)PT総会が主戦場だ。何が何でも阻止しないといけない」と
  訴えた。”

ということですから、是非とも頑張っていただきたいとしか言いようがないですね。

 まぁ、どじょうに限らず、TPP推進派の“推進理由”ってのは、具体性が無かったり、根拠が間違っていたり、お前が言うな!だったりすることが良くありますけれど、以下もその例。
 
○水説:尊農攘夷でいいのか=潮田道夫
 http://mainichi.jp/select/opinion/ushioda/news/20111109ddm003070124000c.html

 “論理でなく心情に着目すれば、TPPの反対論は幕末の尊皇攘夷(じょうい)論と
  あまり変わるところがないように思う。農本主義的でもあるから、私はこれを「尊
  農攘夷」と呼ぶ
ことにしている。”

誰が上手いこと言えと…

 まぁ、確かに塩田氏の主張している面はあるでしょう。でも、当時の明治政府が締結した不平等条約である“日米修好通商条約”を解消できたのは、40年後、日清戦争で日本が勝利するのを待たなきゃならなかったんですけれど、今回のTPPの参考になると思われる“米韓FTA”は、不平等条約。なので、最近、日本では報道されていませんが、さすがに韓国内で激しい反対が沸き起こっています。

○国会本会議取り消し...韓米FTA批准処理ならず
 http://japanese.joins.com/article/241/145241.html?servcode=200§code=200

 また、このTPPはあくまでも9カ国(日本が加われば10カ国)内の関税、それから非関税障壁の撤廃ですけれど、逆に言うと、それ以外の国は排除しているブロック経済に他ならない、ということ(実際、カナダは参加を断られています)。これも第二次世界大戦前のABCD包囲網と同じ(もっとも、今回は日本がその中に入るかどうかで、日本にとっては違いが生じますけれどね)。

 …また同じことをやれってか。で、さらにいただけないのが次の発言

 “私など「逃げ切り世代」だから、現状のままでもいいが、若い人は既得権ゼロなのだ。
  現状維持だとジリ貧である。変化にしかチャンスはない。”
 “TPPの意義は米国の大国主義の封じ込めにもあるのだ。ぜひトライしてほしい。”

なぜ、「逃げ切り世代」と言い切る。現状を憂うなら既得権を若者とシェアするという選択肢は提案しないのか?

なぜ現状維持だとジリ貧なのか? それは暗に、日本は成長する余地がない、と可能性を否定しているのか?

“TPPの意義は米国の大国主義の封じ込めにもある”とは、どういう意味か? 

上記の主張って、そういう断定的な言い方をする理由を述べない限り

“俺は米国の大国主義嫌なんだけれど、まぁ、ここまではいい思いもしたし、それに一応そんなに困らないだけの既得権も確保したしぃ…もっとも若い奴に借金残しちゃってるし、成長するだけ成長しちゃったから経済はこれ以上成長しないし…。でも、既得権を減らされるのは嫌だしぃ~、世の中があまり変化するのは困るから、若い奴はこれからは外国で稼げば良いんだよ。そうすれば俺達の既得権はそのまんまで、生活環境も変わらないで済むしぃ。”

何てなことを言っているに過ぎないんですよね。

もっと言っちゃえば、カッコ良さそうな言葉を並べただけで、酔っ払った上司が“俺はこんだけすごいんだ”と言っているの変わらないと思います(-。-)y-゜゜゜。
…私も気を付けよう(-_-;)。

聞いてないよぉ…

この記事は見落としていました。

○米国、規制緩和に圧力強化か TPP交渉入りで条件
 http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110701000662.html

 “日本が環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加表明した場合、米国が郵政、
  保険、食品添加物などの分野で規制緩和を求めてくる可能性が強いことが
  7日、分かった。米国の政治判断に影響力を発揮する産業界が、こうした
  規制改革を日本の交渉入りを認めるための条件と位置付けている。”

つまり、交渉に入る = 郵政、保険、食品添加物等での規制緩和を実行する ってことで、こうゆうことを隠してまぁ、“国益を損なうなら交渉後に離脱すれば良い”とか“(医療)保険は議論の対象外。(TPPに)参加と交渉に加わることは別だ”などと平気でウソを付けるもんだ

そのうえ、

○地方に1兆円負担を要請…子どもへの現金給付で
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111108-OYT1T00369.htm

などと、TPP意見集約の直前になって、TPP反対派が多い地方自治体(「TPP、44道府県議会が消極的 意見書で反対・慎重」)が知ったら大騒ぎすることを発表したりするあたりがなんとも。

 まぁ、消費税しかり、

○消費税発言 国民は聞いていない
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011110802000041.html

 “野田佳彦首相が消費税引き上げについて、法案が成立した後、実施前に衆院
  解散・総選挙で民意を問う姿勢を明らかにした。最初に明言したのは国外だ
  った。なぜ堂々と国民に説明しないのか
。”

こちらが上島竜兵ぢゃねぇ~っつ~の(-。-)y-゜゜゜ 

余計なことはしないように

 “辞任しろ”の声は完全スルーして、再び仙石氏が吠えてますね。

○仙谷氏、TPP慎重派や農協を改めて批判
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111107/stt11110718120006-n1.htm

 “農協に対しては「(JAバンクは)ゆうちょ銀行の半分ぐらいの約80兆円
  の貯金がある。(JA)共済は45兆円くらいの(運用)資産を持っている。
  そういう存在が、TPP交渉に参加すると『明日にでも農業が一切なくなる』
  と言わんばかりのことをわめいているのは、いかがなものか」と述べた。”

JAバンクの貯蓄残高総額や共済の資産総額は多いから、個別の農家の競争力が無いわけが無い、と断じるのはいかがなものか

○TPPで激論 民主・岡田氏「具体策ない反対は理解できぬ」 自民・石破茂氏「努力せずに外国悪いは間違い」
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111106/stt11110623070003-n1.htm

 “岡田氏「TPP交渉参加に反対している人には『これから農業がどうなるか』
  という答えがない。今まで衰退し、これからも衰退していくことにどういう
  具体策を持っているのか。その議論もなく単に反対するのは理解できない

  交渉参加の是非ぐらい決められなければ、民主党の基本的な姿勢を問われる
  ことになりかねない」”

あっれ~。自民党の規模拡大農政は零細農家を切り捨てると批判し、戸別補償を謳って政権を取ったのってどこの党でしたっけ?

○弁護士、衆院議員・稲田朋美 普天間のツケをTPPで払うな
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111107/plc11110703160000-n1.htm

○農家切り捨て論のウソ
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070919/135317/?rt=nocnt

それより「具体策を持っているのか?」と聞く前に、TPPをもっと分かりやすく具体的に説明しろよ

 それから、“無駄を省く”と言っていた割には、“無駄”が過去2番目ってのは…

○無駄、過去2番目4283億円…会計検査院報告
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111107-OYT1T01093.htm

 “会計検査院は7日、2010年度の決算検査報告書を野田首相に提出した。
  国の事業の無駄や不正などを指摘された金額は過去2番目の約4283億
  8758万円となった。”

これ、およそTPPで押し上げられるとされるGDPの1.6倍(税収ベースで考えれば16倍!)なんですけれど。こうゆう無駄があると、グローバルな競争には打ち勝てないんぢゃない?

 しつこいようですけれど、余計なことをしないように。あっちこっちで。

野田首相:質問されてない問題に、また答弁 衆院本会議
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111108k0000m010034000c.html

ケント&マイケル 基本、仲良し

 ちょっと前まではケントがロッキングチェアをお気に入りだったのですが、最近はマイケルもお気に入り。ロッキングチェアで眠るケントに眼を飛ばすマイケル

      そこは俺の場所だ…
    そこは俺の場所だ…

 ということで、見事場所を奪ったマイケルはご満悦♪

      とり~♪
    とり~♪

 こちらは動画でもど~ぞ。こちら→「マイケル ピクピク

 普段温厚なケントは場所をマイケルに取られても怒らず、最近のお気に入りのキャリーバッグの中に

      こっちもあるも~ん。
    キャリーバッグの中で

 もっとも、実はケントも強引に突破することも良くあるんですけれどね。こちらは横画面なので見にくいですが、窓辺に強引に割り込むケント。 動画でど~ぞ。こちら→「ケント 強引に…

 まぁ、何だかんだ言っても一緒にいるケント&マイケルでした(^O^)

TPP推進派の工作

 土日休みと言うこともあって、今朝の読売新聞に個人的には不愉快な記事が載っていました。

○首相、10日にもTPP交渉参加表明
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111105-OYT1T01053.htm

 “政府・民主党は5日、野田首相が環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を
  表明する記者会見を、10日にも首相官邸で行う方向で最終調整に入った

 12、13両日に米ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳
  会議の前に、首相が自らの言葉で国民に対し、決断に至った理由を丁寧に説明する
  ことが必要だと判断した。”

“丁寧に”というのは“低姿勢”という意味じゃないからな。しかも、“決断に至った理由”じゃなくて、TPPの内容を説明しろよ。まずは。

 という突っ込みはともかく、文章を読むとお分かりのとおり、「交渉参加表明」の最終調整に“入った”段階であって(それも本当かどうかわかりませんけれど)、決まったわけではないんですよね。でも、表題だけ見ると、世論に“何となく”「TPPはやるんだ~」という意識を植え付けて行こうとしているんだろうなぁと勘繰ってしまいます。

 ってのは、民主党の中でも反対派が少なく無く、

○街頭で「断固阻止」訴え TPP慎重派が集会 原口氏「民主ぶっ壊してでも」
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111105/stt11110519090006-n1.htm

 “環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する有識者らによる「TPPを考え
  る国民会議」(代表世話人・宇沢弘文東大名誉教授)は5日、東京・有楽町で街頭
  演説会を開き、民主党の山田正彦元農水相ら約25人の国会議員が参加してTPP
  交渉入りの「断固阻止」を訴えた。”

という状況で、自民党谷垣総裁も、

○谷垣総裁 TPP拙速表明反対
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111105/t10013760751000.html

 “野田総理大臣が今月12日からのAPECまでに交渉参加を表明することに反対し、
  国会決議も検討する考えを示しました。”

という状況(これ共に昨夜のニュース)。

こうゆう状況で、最終調整に入るってのは有り得ないし(あったとしたら民主党が批判していた密室政治)、余程誰かに弱みを握られているのでは無ければ、交渉参加表明する可能性は低いと思いますけれどね(-。-)y-゜゜゜。(あ、もちろん、最後のは私の勝手な推測)。

本日の第三弾 決済通貨

“日本の輸出依存度はたかだか10数%”とか“関税なんてたかだか数%で、為替の影響方が大きい”なんてな事を常々言っておりますが、両方とも若干補足。

 まず、輸出依存度については総務省が発表する資料(http://www.stat.go.jp/data/sekai/09.htm#h9-03)を見れば一目瞭然ですけれど、

 2005 13.1%
 2006 14.9%
 2007 16.0%
 2008 16.1%
 2009 11.4%

と、日本は決して輸出依存国家ではないことがお分かりいただけると思います。で、このデータは恥ずかしながら見たことが無かったのですが、輸出の決済通貨に関するデータ

日本からの輸出

 全体
   通貨名     比率
   米ドル       47.4%
   円          42.2%
   ユーロ       6.5%
   オーストラリア・ドル  1.0%
   カナダ・ドル    0.5%
   その他       2.3%

 対アメリカ
   通貨名      比率
   米ドル      83.1%
   円        16.8%
   ユーロ      0.1%
   カナダ・ドル   0.0%
   英ポンド     0.0%
   その他      0.0%

何と輸出に使う通貨の4割は円建て。つまり、為替の影響を全く受けていない取引が4割を越すと言うこと。逆に言うと、GDP(のプラス)のうち為替の影響を受けているのは、11.4%×57.8%=6.59%にしか過ぎない…。

もちろん、だからと言って円高を放置して良いということを言っているのではなく、全体の6.59%を持って日本全体のことのように政策を語ることが果たして国益に適うのか

アメリカは嫌がるでしょうけれど、それ以外の国は全て円建てにできちゃうかもしれませんね(^。^)y-.。o○ “嫌なら売らないぞ!”って。

本日の第二弾 外交下手

相変わらず余計なことに邁進する野田首相。

○G20、ギリシャ情勢懸念や批判 首相、消費税率上げ表明
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110401000067.html

 “会合で野田首相は、2010年代半ばまでに消費税率を段階的に10%まで引
  き上げる方針を表明した。”

 “最近の円高進行については「景気を下振れさせるリスクになっている」と述べ、
  先月31日の単独円売りドル買い介入の理由を説明した。”

欧米の経済がボロボロ、中国もバブルが弾け景気が減速しており、各国とも自国通貨安に誘導し、輸出主導で景気回復を図りたい思惑がある中、ほとんど唯一、日本だけが国債を日銀が引受けることで景気浮揚策のための資金を自己調達可能で、しかも需給ギャップが20~40兆円もあるため、インフレの心配がほとんど無いという恵まれた状態
 日本の景気が内需主導で回復すれば、自然と輸入も増えることになり、現在の世界の負のスパイラルを食い止める可能性があります。そんな日本が内需を絞ることになる「消費税増税」を語ったって「KYな奴だ」と思われるだけ。さらに、先に述べたように各国とも自国通貨高を望んでいない状況で、円売り単独介入の説明(言い訳)は良いけれど、理由が「景気の下振れ」では消費税増税との整合性が取れて無いじゃん。

 あげく、記者団にはこの発言。 

○同行記者団に首相、消費増税、信問うのは法案成立後
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1104&f=national_1104_036.shtml

 “野田佳彦首相は3日夜(日本時間4日早朝)、フランスのカンヌで同行記者団と
  懇談し、20カ国・地域(G20)首脳会合で「2010年代半ばまでに段階的に10%
  に引き上げる」方針を説明した消費税に関して「国民に信を問うなら法案が通
  って(増税)実施前になる」と述べ、税率引き上げ時期を明示した法案を成立
  させた後に、衆院選挙などで国民の判断をあおぐとの認識
を示した。”

なに意味不明のことを…。法案成立前に信を問えよ。

 まぁ、この点はTPPも併せてじっくりと糾弾するとして、ともかく外交下手には呆れてしまいます。例えば、中国は資金を出すなら当然それなりの見返りを求めています。

○中国の欧州支援 “のらりくらり対応”に終始か
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/111102/chn11110222400006-n1.htm

 “保守派は香港紙などを使って「支援するなら明確な見返りを求めよ」と強硬に
  訴えており、権力闘争の嵐の中で胡主席らは前向きな姿勢をおいそれと打ち出
  せない事情がある。
  求める見返りには、(1)欧州連合(EU)が中国を市場経済国に認定する
  (2)EUが対中武器禁輸措置を解除する(3)人民元の為替改革を求めない
  -などがある。”

これに対応する欧州も、

 “関係筋によると、見返り問題で政治的な対中妥協を極力避けながらも資金協力
  を得ようと、EFSFは中国側に、為替差損のない人民元建ての債券発行と引
  き受けを打診したという。”

日本人からすると「支援を受けるのに、な~に贅沢言ってんだか…」と思わなくもないんですが、こうゆうのが外交のスタンダードなんですよね。

 野田首相のように、最初から「欧州の強い結束が示されれば日本としても協力を考える」などと言ってしまえば、お金を出すだけ出させられて、日本国民にはな~んも得なし、ということになっちゃいます。

本日の第一弾 TPPの本質

 ある方から、

 質問です。TPPって何かメリットあるんですか??逆に鎖国するほうがいいように見えてしまいました

という質問&コメントをいただいております。


 これまた難しい質問なんですけれど、人によってはTPPでメリットがある人もいるでしょうね。例えば、米倉経団連会長

○TPPを考える  松下政経塾一派と住友化学米倉糞爺が推進
 http://n-seikei.jp/2011/11/post-141.html

 “アメリカ最大の農薬メーカー「モンサント」である。
  日本では農業者にも除草剤の「ランドアップ」(日本では日産化学がライセンス製
  造販売)で知られている。同社は住友化学と昨年10月長期相互協力を締結
している。
  過去、銅山で鉱害を撒き散らした財閥住友の系統である住友化学の狙いは、TPP
  を早期に締結させ、モンサントが開発した遺伝子組み換え種子の大量販売にある。
  また農薬販売にある。”

上記のつぶやきにある、長期相互協力ってのはこれ。

○農作物保護(雑草防除)分野におけるモンサント社との長期的協力関係について
 http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20101020_3.pdf

で、モンサント社は、アメリカの「TPP推進のための米国企業連合の一つ。
 
 まぁ、そりゃともかく、私は「TPP=開国政策、TPPをしないこと=鎖国政策」とは思っていません。そもそも“開国って何?”という点が不明確というのはありますけれど、経済の連携という定義ならば、日本は結構いろいろな国と経済連携協定を結んでいますから、決して鎖国しているわけではありません

 「日本は規制やルールが閉鎖的」といわれることがありますが、それはある程度そうでしょう。でも、例えば排ガス基準とか、燃費の基準であるとか、この閉鎖的というのはそれぞれの国で異なって当然のものを指していることもままあります。飛行機を飛ばせるかどうかの整備基準も国によって異なりますが、当然、厳しいよりは緩いほうが新規参入はしやすい。どの程度の厳しさにするのかは、それこそ各国の価値観の違いが反映されるものであって、他国から押し付けられるものではないと思います。

 こういったものだけではなく、資格なんかもそうです。米国は自己責任という文化ですけれど、日本はそれほど自己責任というものに馴染みがあるわけでもない。それを補うのが資格だったりします。例えば、税法について詳しくない人が確定申告しなきゃならない場合、税理士に依頼することもあるわけです。今よりも税理士資格がゆる~いものになってしまったら、今よりも質の落ちる税理士が増える可能性があるわけですけれど、そうゆう質の悪い税理士を掴んだ結果、追徴課税を請求される羽目になった場合、自己責任と言う考え方が徹底している場合は、そうゆう質の悪い税理士に依頼したってことが悪いということになりかねません。ちなみに、税理士と言うのが存在する国は珍しいらしいです(公認会計士が対応するようです)。

 まぁご存知の方も多いでしょうけれど、宅地建物取引主任者試験だって、以前は落ちるほうが難しい試験とさえ言われていたようですけれど、一方で住宅に関するトラブルが多く、結果年々難易度が高くなって来ましたよね。

 それから、日本の医療水準は世界トップクラスですが、それがあの程度の金額で受診できるのは、公的医療制度が整っているからです。一方、アメリカにはそのような公的医療制度は存在せず、皆、高い保険料を払って民間の保険会社と契約しているわけです。当然、アメリカの保険会社からすれば、日本の公的医療制度はビジネスの障壁になっています。

 輸出入に話を戻すと、「関税を撤廃しても、補助金を出せば大丈夫」というのは、実は非常にナンセンスです。例えば、関税がなくなった結果、今まで200円だったものが100円に値下がりしたとします。ところが、国内産業では黒字を確保するためには180円が精一杯。そこで補助金を90円出して90円で販売できるようにしたら…関税を設けているのと何ら変わらないですよね?TPPは関税の撤廃だけではなく、当然こういった補助制度も認めない制度です。

 規制・ルールと同様、国によって産業に得意・不得意ってのは当然あって、でも今後その不得意の分野でも頑張って行こうと思ったら、その産業を保護する必要があるわけですが、TPPというのは、こういった各国の実情・価値観に併せて整っている規制・ルールや保護政策は「参入障壁」ということで認めないというのが原則です。つまり、TPPの本質は、営利企業の活動の自由の保証が各国の主権よりも優先する、ということです。

 TPPは「開国か鎖国か」という問題ではなく、極論すると「主権を残すか、残さないか」の問題だと思っています。

ケント&マイケル シッポを狙って

 前回はケントのみの登場(こちら→「本日の第二弾 自己修復する素材」)でしたので、本日は、マイケルを^_^;。

 マイケルはケントに比較するとやんちゃ&甘えん坊でしたけれど、最近は甘えっぷりがエスカレート。好き勝手なところで寝ている割には、目覚めた時、同じ部屋にケントも我々も誰もいないと「みぎゃぁあ~!!と叫びながら我々を探します(^O^)。 で、起きている時でも手を出すと、すぐにへそ天&ゴロゴロ…。

    へそ天

 もうすぐ1歳だと言うのに、やんちゃっぷりも変わらず… いつもなら窓辺に並んで外を見ているのですが、この時は小さい頃にやったようにケントのシッポを狙ってちゃいちゃい…

    チャイチャイ

 こちらは動画でもどうぞ(^。^)y-.。o○。 こちら→ 「兄弟猫 尻尾を狙って

TPPとウソ

 先日、「TPP交渉 米国の目標 医療制度見直し要求 政府説明と矛盾(10月26日)」という記事を紹介しましたけれど、よくよく検索したところもっと酷い状態でした。

○医療自由化目標 「入手していた」 米国文書で厚労相 (10月28日)
 http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10331

 “米国政府がTPP交渉で、公的医療保険の運用で自由化を求める文書を公表
  していたにもかかわらず、日本政府が「公的医療保険制度は交渉の対象外」
  と国民に説明していた問題で、小宮山洋子厚生労働相は27日、「9月16
  日に外務省を通じて受け取っていた」と述べ、入手していたことを明らかに
  した。公的医療制度の根幹である薬価の決定方法が交渉対象になる可能性も
  認めた。


要は「政府・官僚は知っててウソをついていた」ということ。国民にウソをつかなきゃならないようなTPPを推進したがるって…TPP推進派の議員は即刻辞任していただきたい凸(`д´メ).

 これに限らず、TPPにはやたらとウソが付きまとっていますが、TPP推進派が使うフレーズ・主張等々はこんなところですかね。

 ①交渉に早期に参加して有利な条件を獲得すべき
 ②TPPに参加すると経済が成長する
 ③TPPで外需を内需に取り込む
 ④TPPでアジアの活力を取り込む
 ⑤TPPに参加しないと世界の(自由貿易の)流れに乗り遅れる/
  内向きじゃだめだ。外に目を向けないと成長しない。


これだけ聞くと「そのと~り」と思っちゃう人も多いとは思うんですけれど…。既に検証したものもありますが、それも含めてちょいと検証してみます。

①交渉に早期に参加して有利な条件を獲得すべき
 この発言で代表的なのは前原氏ですかね。

 ○前原氏「TPP交渉参加して撤退あり得る」 慎重派強硬「徹底抗戦」
  http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111024/mca1110241216010-n1.htm

  “前原氏は「外交交渉で大切なのは、いかにルールメーク(制度づくり)に参加し、
   日本にとってメリットを作るかだ」と述べ、改めて交渉参加に意欲を示した。「”

ところがですねぇ…

 ○TPPルール 主張困難 米「参加承認に半年」
  http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110290070328.html
 
  “TPP参加を後押しする経済産業省などはこれまで「早期に参加して有利な
   条件を獲得すべきだ」と主張。しかし、APECで参加を表明しても、交渉
   参加できるのは早くて来年の夏前。九カ国は来夏までの合意を目指している。
   日本が加わった段階ではルールの細部まで議論が終了している可能性が大き
   い。


ということで、「交渉に早期に参加して有利な条件を獲得すべき」ってのはウソ

②TPPに参加すると経済が成長する
 内閣府の試算では「GDPが10年累積で2.7兆円増加する」つまり1年で見るとGDP2700億円、割合で言うと0.054%…って、誤差だぞこれ

 もうこの時点で「TPPに参加すると経済が成長する」はウソですけれど、例えば、8月4日と10月31日の為替介入額が合計で12.5兆円で、日韓通貨スワップ締結額が5.4兆円だから、合計すると約18兆円。ど~せ無駄になるお金なら、これを国民に毎年2700億円ばら撒くとすると66.67年分!何やってんだか…。

③TPPで外需を内需に取り込む
 これは、米倉経団連会長がおっしゃっていますね。

 ○TPP参加めぐり、JA関係者と意見交換 経団連会長
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000564-san-bus_all
  “「外需を内需に取り込むために日本も早く交渉に参加しなければならない」
   と強調した米倉会長”
 
TPP加盟(予定)国のGDPを見りゃ、一目瞭然。

 アメリカ(交渉国):67%
 日本(未定国):24%
 オーストラリア(交渉国):4.7%
 その他(7か国):4.2%

つまり、TPPで取り込みたいとする外需の88%はアメリカ。なので、そんなに取り込みたきゃ「交渉が複雑になるTPPよりも、日米FTAから進めるべきではないのか」が正しいはず。
しかし、そもそも日米間の関税なんて低いし、輸出の阻害要因は関税では無くて円高。しかも現地生産化も進んでいるから、二重の意味で「TPPに参加すると外需が内需になる」ってのはウソ

④TPPでアジアの活力を取り込む
 これは例えば玄葉氏が発言していますね。

 ○「アジアの活力、取り込み不可欠」玄葉氏、TPP巡り
  http://www.asahi.com/politics/update/0226/TKY201102260163.html

  “環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問題などについて政府が説明する
   「開国フォーラム」が26日午前、さいたま市で始まった。玄葉光一郎国家
   戦略相は冒頭、「日本の成長には人口が増えるアジアの活力の取り込みが不
   可欠だ」と述べ、貿易自由化を進める必要性を示した。”

ふ~ん。では、人口増加率の多い国順に見てみると、カタール、リベリア、ニジェール、西サハラ、アフガニスタン、ブルキナファソ、東ティモール、ウガンダ、シリア、パレスチナ…って、TPP参加(予定)国が全然出てこんじゃないか! かろうじて67位にブルネイが登場しているだけ

「そ、それは、人口だけではなくて、経済成長していることが重要なんだ!」

と言われそうなので、経済成長率ランキングを、今度はアジア限定で見てみると、上位にランキングされているのは… シンガポール、台湾、インド、中国、スリランカ、モルティヴ、タイ、ラオス、フィリッピン…って、TPP加盟(予定)国のうちランキングしているのシンガポールだけじゃん
ということで、「TPPでアジアの活力を取り込む」ってのはウソ

⑤TPPに参加しないと世界の(自由貿易の)流れに乗り遅れる
 /内向きじゃだめだ。外に目を向けないと成長しない。

 まぁ、これもよく聞く言葉ですけれど、日経も社説で、それから玄葉氏も言ってますね。

 ○米韓FTAを重く受け止めよ(社説)
  http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE1E7E4E3E0E6E3E2E3E7E3E2E0E2E3E38297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

  “米上下両院が韓国との自由貿易協定(FTA)の実施法案を可決した。今後、
   韓国側の批准手続きを経て、来年1月にも発効する見通しとなった。このまま
   傍観していては、日本は世界の貿易自由化の流れに取り残されるだけである。”

 ○TPP交渉:玄葉外相「外に目を開いて判断」 参加へ意欲
  http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111024k0000e020063000c.html

  “環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加要請を受け「外に
   目を見開いて大局的な判断を示さなければならない時が間近に来ている」
   と強い意欲を示した。”

日経を含めてマスコミ等が礼賛していた韓国では米韓FTAの批准で大揉めに揉めているってことはスルーしている日本のマスコミですが、それはともかく、世界に目を向けてTPPをということですけれど、TPPの参加(予定)国はシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、オーストラリア、ペルー、アメリカ、ベトナム、マレーシアの9カ国。
このうち、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカを除く6カ国とは、日本は既に経済連携協定を締結
しています。

 日本・シンガポール新時代経済連携協定:2002年11月30日発効
 日本・ブルネイ経済連携協定:2008年7月31日発効
 日本・チリ経済連携協定:2007年9月3日発効
 日本・ペルー経済連携協定:2011年5月締結、発効待ち
 日本・ベトナム経済連携協定:2009年10月1日発効
 日本・マレーシア経済連携協定:2006年7月13日発効

上記以外にも、メキシコ、タイ、インドネシア、フィリッピン、スイス、ベトナム、インド、ASEAN等と経済連携協定を締結しているんですけれど。乗り遅れる世界とか、目を向ける外って、一体どこを指しているんだよ

 つまり、「日本は外に目を向けていない」とか「日本は世界の自由貿易化の流れに乗り遅れる」というのはウソ


 ご覧のとおり、TPP推進派が推進する根拠としていることは、実はウソ(が言い過ぎならば誤解)が多いんですよね。

 そりゃあ、何となく「閉鎖的」より「開放的」の方が良いように思えるし、何に向かうかが重要なのかは分ってはいるものの「世界の潮流に乗り遅れる」ことは良くないと思ってしまう。
 これは完全にイメージ戦略、つまり、例えば「それが本当に閉鎖的なのか開放的なのか」は議論せず、「閉鎖的なことが良いか悪いか」を議論して自分の望む結論に持って行こうとする戦略です。したがって、正確な情報は公開しなかったり、ウソをついたりする必要がどうしても出てきてしまうことになる。

 さすがにねぇ…。温厚な私でも「民主党よ、解散総選挙せよ」と叫びたくなってきます(-。-)y-゜゜゜。
プロフィール

tatsusae

Author:tatsusae
会社に長時間いると飽きてしまうという、組織人としては致命的欠点を持つ、仮面サラリーマンです

保有資格
AFP、宅建、初級シスアド、簿記3級、証券外務員2種等々

特技
統計(日本計算機統計学会員なもので)
英会話(最近使ってないから怪しいけど…。一応米国のMBAホルダーだったりします)
初級の中国語会話(なぜかできたりします)

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