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第2四半期速報値 続き

 昨日、GDPの四半期速報値についてアップしましたけれど、今日も二つほど新聞記事の紹介を。

 まずは読売新聞の社説。

○(2013年8月13日 読売新聞)2.6%成長 消費増税に耐えられる体力か(8月13日付・読売社説)
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130812-OYT1T01481.htm

 “プラス成長を維持したものの、勢いに陰りが見えるのは気がかりだ。

  安倍首相は、来年4月の消費税率引き上げの当否を、今秋に最終判断する。消費増税
  によって景気が腰折れし、デフレ脱却のチャンスを逃しては元も子もない。

  日本経済が消費増税に耐えられる体力を回復しているかどうか、難しい見極めが求め
  られよう。

  内閣府が発表した今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は、前期比0・6%増
  と、3四半期連続でプラスになった。年率換算の成長率は2・6%で、1~3月期の
  3・8%から減速した。

  安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果などで、個人消費や輸出は堅調だった。
  一方、成長のエンジン役と期待された設備投資は6四半期連続で減少し、住宅投資も
  予想外のマイナスだった。

  4~6月期の成長率は、消費税率を5%から8%に上げるかどうか判断する重要な指
  標だ。

  甘利経済財政相は記者会見で、「引き続きいい数字が出ている」と述べたが、3%台
  半ばの成長率を見込んでいたエコノミストらの事前予想を大きく下回った。

  首相は記者団に「今後も経済政策に万全を期したい」と述べた。景気を最優先し、今
  度こそデフレ脱却を果たさねばならない。

  重要なのは、民間が主導する自律的な経済成長の達成である。設備投資のテコ入れな
  どを急ぐべきだ。秋の臨時国会は成長戦略推進の正念場となる。

  消費税率を予定通り3%上げた場合、消費者物価は約2%押し上げられる計算だ。家
  計の収入が増えないまま物価が上がると、消費も打撃を受けよう。企業の利益を円滑
  に賃金に波及させられるかどうかがカギを握る。

  1997年4月に消費税率を3%から5%に上げた際は、特別減税の打ち切りなど家
  計の負担増が重なった。アジア通貨危機と深刻な金融不安も加わり、景気が急減速し
  た。
  長期デフレの発端となったことを忘れてはならない。

  消費税の税収は増えたが、景気低迷で所得税や法人税が減り、肝心の財政再建も遠の
  いた。

  過去の失政を繰り返さないためには、経済情勢を多角的に分析することが何より大切
  だ。

  首相が政策判断の材料として、消費税率引き上げの是非や増税した場合の影響につい
  て、有識者や企業経営者の意見を聞くよう指示したのは妥当である。

  予断を持たず、各方面の声に耳を傾けてもらいたい。”

…何と言うまっとうなご意見を! びっくりして、思わず全文引用しちゃいました。

 「うん、よし、よし。大手マスコミもマシになったかな♪」ということで、朝日新聞の社説も見てみましょ♪

○(2013年8月13日 朝日新聞)景気と消費税―やるべきことを着実に
 http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_gnavi

…。引用するのも憚れる駄文なので、抜粋しますが、前半部分はこんな感じ。

 ①企業が収益改善を追い風に投資を増やし、競争力を高める。雇用や賃金も増やし
  て家計を支え、それが企業の収益に返ってくる、という民間主導の好循環が望ま
  れるが、四半期GDPがプラスとは言え、企業の設備投資はマイナスのまま。
 ②政府が打つ手は、投資を促す優遇税制が中心だが、新たな分野への参入を促す規
  制改革や、起業を活発にする環境整備をするべきだ。
 ③企業(経済界)も法人税減税を訴えるばかりではなく、積極的に設備や研究開発
  への投資を行なって欲しい

 自分たちは「消費税、負けてね」と言ってるくせに、良く言うよ、ってな感じですけれど、まぁ、百歩譲ってここまでは良しとしましょう(文章的には)。問題はその後。

 “増税の見極めに慎重な安倍首相は、今回の成長率について「順調に景気は上がっ
  てきている」としつつも、なお状況を注視する構えを崩さない。

  忘れてならないのは、財政再建への姿勢がゆらいだ際に予想される悪影響である。”

おぃ、おぃ。「景気回復は道半ば」と言っておきながら、「消費税を上げないとした場合の悪影響」だぁ?

 気を取り直して、「んじゃ、ど~すんだよ」と思ったら、

 “だが、昨年度の補正予算での大幅な公共事業の追加には「誤算」も生じている。
  人件費や資材が高騰し、効果がそがれているからだ


  公共事業を膨らませる余裕は財政にはないし、足元の景気にもプラスばかりと
  は限らない。肝に銘じてほしい。”

何を偉そうに。「建築業における人手不足」という誤算が生じるのに一役も二役も買っていたくせに、良く言うわ。ほんの一年ほど前にも、こんなことを言ってるわな。

○公共事業―「防災」便乗は許されぬ
 http://www.asahi.com/paper/editorial20120722.html

 “公共投資を増やせば、目先の経済成長率は高まる。近づく国政選挙への対策の
  つもりでもあるのだろう。しかし、そうした発想が財政赤字の膨張を招いた歴
  史を忘れてもらっては困る。”

「財政赤字が増加したのは公共事業が増加したせい」などと言う「ウソ」をさんざん巻き散らかしたおかげで、建築関連の企業が減少し、今の人で不足を招いてんだろうが。

 まぁ、ってことで、所詮は朝日新聞、ってとこですかね(-。-)y-゜゜゜
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No title

消費税増税とTPPで日本経済は大きくどちらかに振れそうに思います。良い方へ振れて欲しいものです。
日本の経済の衰退と共に中国が強行になります。

asayanさんへ

コメントありがとうございます。

> 消費税増税とTPPで日本経済は大きくどちらかに振れそうに思います。良い方へ振れて欲しいものです。
> 日本の経済の衰退と共に中国が強行になります。

どちらも日本の経済に大きな影響を与える二つであることは確かだと思います。日本の経済の衰退は、おっしゃる通り中国のさらなる増長を引き起こし、多くの国の人々の人権が蹂躙され、また、自然も破壊されてしまう可能性が高いと思っています。
プロフィール

Author:tatsusae
会社に長時間いると飽きてしまうという、組織人としては致命的欠点を持つ、仮面サラリーマンです

保有資格
AFP、宅建、初級シスアド、簿記3級、証券外務員2種等々

特技
統計(日本計算機統計学会員なもので)
英会話(最近使ってないから怪しいけど…。一応米国のMBAホルダーだったりします)
初級の中国語会話(なぜかできたりします)

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