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あの手この手

 8月の月例経済報告が公表されましたが、その中で消費者物価についての言及があります。これについては以前も指摘しているとおり、値動きの激しい食糧やエネルギーを除いたコアコア指数でみるべきと言っておりますが、新聞各紙の報道を見ると…

○(朝日)デフレ状況「なくなりつつある」 8月の月例経済報告
 http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY201308150046.html

○(読売)デフレでなくなりつつある…8月の月例経済報告
 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130815-OYT1T00387.htm?from=ylist

○(毎日)月例経済報告:「デフレ脱却へ前進」消費増税判断に影響も
 http://mainichi.jp/select/news/20130815k0000e020160000c.html

○(産経)「デフレ状況ではなくなりつつある」と8月の月例経済報告 基調判断は
据え置き
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130815/fnc13081511030004-n1.htm

う~ん…まぁ、ほぼ合格かなぁ。

「コアコア」という言葉はともかく、一応、各紙とも「値動きが激しい生鮮食品を除いたベースで前月比プラスに転じた。さらに、原油高の影響を受けたガソリン価格や電気代などエネルギー関連も除いた指数でも」といった表現があったり、「内閣府は「デフレ脱却と判断するには、物価がある程度上昇に転じ、デフレ状態に戻る見込みがなくなる必要がある。中国の景気減速など不確定要素があり、ハードルはまだ高い」としており、デフレ脱却にはなお時間がかかる見込み。」と、デフレ脱却には瞬間風速を見るだけじゃだめ、っぽい表現が見られますから

 ただ、内閣府の公表資料を見ると、相変わらずコアコアの前月比はともかく、前年比はマイナス域にあるのは一目瞭然で、私だったら、「まだまだデフレが脱却したかどうかを判断するレベルにも達していない」という表現にしますがね

 この点、日経は前年比にまでキチンと触れています。

○(日経)「デフレ状況でなくなりつつある」 8月の月例報告 景気の総括判断は据え置き
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1403D_V10C13A8MM0000/

 “政府は15日公表した8月の月例経済報告で、物価の基調判断を「デフレ状
  況ではなくなりつつある」とし、7月よりも脱デフレの動きが進んでいる
  との認識を示した。エネルギーを除く消費者物価指数(CPI)が前月比
  で横ばい圏で推移するようになり、物価の持続的な下落が止まりつつある
  と分析した。一方、景気の基調を表す総括判断は前月から据え置いた。”

 “ただ、政府が目指すデフレ脱却への道筋はまだ不透明だ。食料やエネルギ
  ーを除いたベース(コアコア)のCPIは、前年同月比で見ると0.2%下落
  している。”

まぁ、ただ、一ヶ月ほど前に、

○〔焦点〕政府のデフレ脱却判断、「コアコアCPI」採用へ
 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE96800420130709?sp=true

 “月全国消費者物価指数(除く生鮮、コア)が前年比0.0%とマイナスを
  脱し、デフレ脱却の局面が近づいているとの声が一部のエコノミストから
  出ているが、政府はエネルギー関連を除いた「コアコア指数」で判断する
  方針を明らかにしている。”

「コアコアで見ていくよ~」と言う以上、そもそも「コアコア」以外の指標がど~だ、こ~だと言うこと自体がおかしいんですけれどね。
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プロフィール

Author:tatsusae
会社に長時間いると飽きてしまうという、組織人としては致命的欠点を持つ、仮面サラリーマンです

保有資格
AFP、宅建、初級シスアド、簿記3級、証券外務員2種等々

特技
統計(日本計算機統計学会員なもので)
英会話(最近使ってないから怪しいけど…。一応米国のMBAホルダーだったりします)
初級の中国語会話(なぜかできたりします)

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